MacBookPro14/16インチ・新型Mac Miniが10月下旬か11月上旬発表?
発表間際まで行きながら,MiniLEDの生産が追いつかずに見送られた…と噂になっているMacBookPro14/16インチ。ということは,搭載が噂されている「M1X」自体の開発・生産には問題がないものと思われます。
当初は,Apple Siliconの開発ペース自体に懐疑的な見方をしていた私からすると,それ以外の部品供給が原因でスケジュールが押している…という現状は意外な気がしてしまいます。Appleからすると,SoCの開発・生産には絶対的な自信をもっていたということなのかもしれません。
そんなM1X搭載Macに,次なる発表の噂が巻き起こってます。
MacBookPro14/16インチ・新型Mac Miniが10月下旬か11月上旬発表?
新型Mac Miniがダークホースになり得る!
記事によると,
リーク情報的中率81.3%のDylan氏(@dylandkt)が,新型14インチおよび16インチMacBook ProおよびMac miniは,10月下旬〜11月上旬にかけて発表されるとの予想をTwitterに投稿した
ということです。
「M1X」搭載のノート,デスクトップ両タイプのMacが一気に発表されるのであれば,こんなに嬉しいことはありません。
売れ筋としては当然MacBookPro14/16インチなのでしょうが,個人的に特に注目したいのは「Mac Mini」の方です。
以前にも書きましたが,これまでMacのラインナップに欠落していた「ミドル域」のデスクトップ機の枠を埋めてくれることが期待できるからです。
いくらノート型が主流とはいえ,広い画面のディスプレイを活用したデスクトップ機を…というユーザーも相当数存在するはず。
しかし,これまでのMac Miniの性能はエントリークラスであり,しかもグラフィック性能が物足りないという欠点も抱えていました。
デスクトップ機と言えばiMacも考えられますが,ディスプレイ一体型ということで,別ディスプレイを使用して…という使い方を想定しているユーザーにとっては使い回し的にも,コスト面でも意に沿わない場合も多かったわけです。
しかし…。
グラフィック強化版チップである「M1X」が搭載されたMac Miniであれば,相当な性能を有していることが想像できます。それこそ,世の中の殆どのユーザーを満足させられるだけの性能なのでは…と。
前回の記事で紹介したとおり,新型Mac Miniは拡張性も相当に向上しているようで,Macにありがちな外部機器との接続トラブルがなければ相当なダークホースになると考えます。
iMac27インチ後継機はお預け?
さて,2021年後半にようやくMacBookPro14/16インチがでてくるということは,当然iMac27インチ後継機は2022年にお預けになるのでしょう。
予定通りであれば,Mac Proを2022年中に発売することで,一連の「Apple Silicon化」が完成するわけで,来年もMac周辺は大わらわになりそうですね。
また,今回の記事の中にあった「新型iMac Pro」ですが,登場はあり得るのでしょうか?
私は「無い」と考えます。
先代のiMac Proは,Mac Pro登場までの「最強Mac」としての暫定的な意味合いが強く,今回はApple Silicon搭載Mac Proがすぐさま登場するわけですので,iMacとMac Proの間を埋める必要性もないかと…。
いずれにせよ,来年もMac関連の噂で楽しめそうな予感です!