えっ! Windows11は全てのIntel Macで使えない?
MicrosoftがWindows11を発表しました。
もはや本格的にWindowsに戻ることはないだろう…という考えから,詳細に関しては全く分からない私ですが,
「Windows11から無料アップデートが可能」
という情報を見て,
「現在使用しているIntel Macがあれば,とりあえず心配要らないな…」
と考えていたのですが…。
なんと,一気に雲行きが怪しくなってきました。
現状では全てのMacで「Windows 11」を利用出来ない?
なんとかParallelsでの対応を!
記事によると,
先日,Microsoftが「Windows 11」を発表したが,9To5Macによると,現状では全てのMacで「Windows 11」を利用出来ないことが分かった
とのこと。
はっ?
寝耳に水なんですけど!
どういうことかというと,
2016年以降に発売された一部のIntel Macは「Windows 11」対応のプロセッサを搭載しているものの,「Windows 11」ではシステム要件の1つにTPM 2.0の対応が挙げられており,AppleはIntel MacでこのTPM 2.0規格のサポートを提供していないことから全てのIntel Macが「Windows 11」と互換性がない状態となっている
ということのようです。
TPMは,
「PCに内蔵されるセキュリティチップで,OSやストレージとは独立して動作するため暗号化の鍵などを安全に管理でき,最近はCPUに内蔵するTPMが主流となっている」
ということから,脱Intelを掲げるAppleが,今更Intel回帰ともとれる対応をすることはない…と見られているようですね。
まあ,確かにそうでしょう。
この記事では,唯一の対策として,Parallelsのような仮想化ソフト上で動作させることを上げています。
しかし,この「AppleSilicon Mac」上で仮想化ソフトを動作させるためには,Microsoft側が「Arm版Windowsに関して,OEMのライセンス販売のみしか認めていない」という現実をクリアなものにしていかなくてはなりません。
Parallelsの方は準備が整っているのですから,後はMicrosoft側の問題。頼みますよ,Microsoftさん!
ということは… Intel MacのWindows専用化み暗礁に?
私は先日,将来的なモデル構想として,
「AppleSilicon Mac」を購入した後も,現行のIntel MacをBootCampによるWindows専用機として残し,活用していく
という内容の記事を書きました。
しかし,今回の内容では,現行のIntel Mac機でのBootCampでのWindows11利用はできないようです。
これは困りました。
裏技として,以下のようなサイトも見つけたのですが,これって安心して使用できる環境になるのでしょうか?
MicrosoftとApple,双方の大人の事情も分かりますが,大量のIntel Mac難民を出さないためにも,現実的な対応をとってもらいたいものです。
お願いしますよ,本当に!