iPhone13の充電コイルは大きくなる?
iPhone12シリーズから、iPhoneの背面に充電コイルが内蔵されるようになり、MagSafe充電がメインの充電方法となりつつあります。
Apple純正のMagSafeに関しては、発売直前まで行ったと言われている「AirPower」の代替品とした目で見られることもありますが、小型の筐体で狙いを定めたワイヤレス充電を行えるという点では、現実的な選択をした…ということが言えるのかもしれません。
私もMagSafeを購入し、利用していますが、いかんせんiPhone11 Proでの利用ということで、今のところ本来の性能を発揮させることはできていないことになります。
夏場に入り、本体の熱がやや気になる季節になってきました。
これ、iPhone12でもやはり熱の発生は11Proと同等なものなのでしょうか?
それとも、コイルにジャストフィットすることで、熱の発生は12の方が少なくなるものでしょうか?
iPhone13の導入が決定的ですので、MagSafe充電の実態を確かめてみるのも、何気に楽しみではあります。
そんな中…。
iPhone13シリーズには、これまでよりも大きな充電コイルが搭載されるのでは…という情報が入ってきました。
ということは…いよいよ双方向充電の開始?
記事によると、
EverythingAppleProが、XDA-DevelopersのMax Weinbach氏の協力を得て、「iPhone 13」シリーズに関する新たな動画を公開している。
その動画によると、今年発売される「iPhone 13」シリーズには少し大きめのワイヤレス充電コイルが搭載されるようだ
ということです。
となると…。
当然、これまで以上の高速充電が可能になるのか…と考えたくなりますね。
現在のMagSafe充電では、最大15Wでの充電が可能。こちら側のハード変更はできないわけですが、iPhone側のコイルが大型化することで、充電時間は短くなるものでしょうか?
それとも、あくまでもMagSafe側の15Wという仕事率が変動することはなく、充電時間には変化がないものなのでしょうか?
MagSafeに関しては、コンパクトな筐体の割りに、他のサードパーティーのワイヤレス充電器と比較しても優秀な充電時間の短さを誇っていたと記憶しています。
もし今回のコイル大型化で、充電時間が更に短くなるようであれば、「純正」としてのMagSafeの意味合いも大きくなることでしょう。
また、「コイルの大型化」ということで考えると、昨年も噂のあった「双方向充電」の開始も予感させます。
iPhone12シリーズも、内部的には双方向充電が可能になっているものの、ソフトウエア的にストップされている…という噂もありました。
コイルが大きくなったことで、AirPods等の充電が安定してできるようになる可能性は高いですね。
だとすれば、いよいよ「お披露目」となっても全くおかしくありません。
懸念材料とすれば…
個人的な懸念材料を挙げるとすれば、ワイヤレス充電を行った際の発熱量の増加です。
コイルを大型化するということは、熱源を大きくする…ということに繋がるのではないかと考えるからです。
ただでさえ充電時の発熱が気になるワイヤレス充電ですので、「iPhoneの充電が済んだら、MagSafe側の通電をストップする」等の根本的な機能が必要なのでは…と考えます。