MacBookPro14/16インチの発売が見えてきた?
毎年7月に入ると、新型iPhone量産が話題となり、それと同時に「あと少しで新型iPhone…」という意識が強くなります。
8月からはあっという間…という感じですよね。
そして、9月の新型iPhone登場後に、今年は更なるお楽しみが残っています。
そう、これまで散々お預けを食らっていた「MacBookPro14/16インチ」および「Mac Mini」。「M1X」が搭載されると噂のハイパフォーマンスMacの登場が濃厚となっています。
これまでは「2021年後半登場」というぼんやりした予想が多かったのですが、ここに来て「10月〜11月」という具体的な期日も噂されるようになってきています。
間もなく量産開始?
記事によると、
TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が投資家に対し、新型MacBook Proの量産が2021年第3四半期(7月〜9月)に開始されると伝えた
ということです。
MiniLEDディスプレイの不足が原因で、WWDC21での発表が直前になってキャンセルされたという噂のMacBookPro14/16インチ。
ということは、話題のチップ「M1X」を含め、その他の準備はすでに整っている…と考えられます。
その量産がいよいよ始まるということなのですが、
「ミニLEDディスプレイパネルが不足していることから、発表から出荷まで数週間の待ち時間が生じる可能性がある」
という記述もあり、量産を視野に入れているものの、どうやらMiniLEDの生産の不安定さはかなりのもののようですね。
iPadPro12.9インチ(2021)でMiniLEDを体感している私としては、
「そんなにMiniLEDにこだわらなくても…」
と感じます。
特にMacに関しては、MiniLEDよりもM1Xを優先した方が、Apple Siliconの優位性を世に示すことができると考えるのですが…。
WWDCで、「これまでの液晶に差し戻して発売」という決断をしても誰も文句は言わなかったのではないでしょうか?
いずれiPad ProのディスプレイがOLED化する…というニュースが流れていますので、何故Appleがこれ程MiniLEDにこだわるのか、よく分からない状況になってきています。
「Air」もMiniLED化? 間に合うの?
あまりにMiniLEDの影響によるデバイス発表の遅れが気になるため、この記事で紹介されている、MiniLEDと新チップ「M2」を搭載するとされる新型「Air」に対しても、
「MacBookPro14/16インチの登場がこれ程遅れている中で、本当にAirにMiniLEDを搭載して2022年に販売できるの?」
と、うがった見方をしてしまいます。
MacBookPro14/16インチの後ろには、iMac27インチ後継機と新型Mac Proが控えています。
Appleとすれば、2022年中にこれらのチップをApple Siliconに置き換える…と宣言しているわけで、Apple Siliconのロードマップを着々と進めていくことが非常に重要であるはず…。
これまでのMiniLEDの影響がMac全体に及ぶことのないように、Appleのしっかりとした管理能力が問われますね。
早く「M1X」の実力が知りたいです。
事と次第によっては、新型「Mac Mini」の存在が非常に気になることになりそうですので…。