新型Mac Pro 新テル版も登場?
先日は、Apple Silicon搭載のiMac27インチ後継機はの登場が2022年になるのでは…という情報をお届けしました。MacBookPro14/16インチの登場が遅れていることもあり、Apple Silicon化の計画自体が遅れてしまうことは致し方ないでしょう。
このMacのApple Silicon化に関しては、最終的には「ラスボス」であるMac Proの登場で第一幕が閉じる…ということになるわけですが、この新型Mac Proに関しても様々な情報が飛び交ってきました。
最も大きな関心事は、そのSoCチップの内容です。先日も話題にしましたが、従来のApple Siliconを複数個束ねてパッケージングするような形でパワーアップを図る…という考え方が主流となっているようですね。
しかし、それと同時に、「Intelチップ版Mac Pro」が存在するのでは…という情報も存在しています。
この度、またしてもIntelチップ搭載Mac Proの情報が来ています。
しかも、搭載チップ名も具体的に提示しています!
Intel版が先に登場?
記事によると、
Intel Xeon W 3300シリーズを搭載した新型Mac Proが2022年に発表される可能性があると、ワークステーションやサーバー向けのIntel Xeonプロセッサに関する正確な予想を伝えてきた结城安穗-YuuKi_AnS氏(@yuuki_ans)が投稿した
ということです。
注目されるのは、この「Xeon W 3300シリーズ」は、IceLakeベースであり、2021年4月にすでに発表されている…ということです。
つまり、Xeonを搭載するつもりなのであれば、新型Mac Proのチップ以外の供給が可能となれば、すぐにでも生産に移行することができる…ということになるでしょう。
今回の記事でも、
Intel Xeon W 3300シリーズプロセッサ搭載Mac Proが発売されるのであれば、新しいAppleシリコンJadeシステム・オン・チップ(一部ではM2 SoCと呼称)搭載モデルの発売は遅れるからもしれない
と記述されています。
これは、AppleSilicon搭載の新型Mac Proの登場が、2023年になることも考えられる事態となってきました。
どうせだったらApple Silicon搭載の最強Mac Proを体感したい
なかなかに微妙な情報ですね。
まずもって、Mac Proという機種の性格上、iMac等の他のMac以上に、データやアプリの互換性が重要視される…ということはよく分かります。だからこその「Intel版存続」ということなのでしょう。
特に、AppleSilicon Macでは「Windows」がネイティブで動かないということが致命的です。仮想化に対応するかどうかも、現在では不透明ですので…。
しかしなあ…。
どうせ新型のMac Proを購入するのであれば、やはりApple Silicon搭載版で、最高のポテンシャルを楽しみたい…と考えるのが一般的なのではないでしょうか?
特に、シングルスコアにおけるApple Siliconの強さは、Intelチップ搭載機では絶対に味わえないもの。シングルでも、マルチでも、トータルとして「最強」という環境は、誰しもが夢見るところでしょう。