Canon「EOS R3」は2400万画素?
4月に開発発表が行われていた、Canonの新機種「EOS R3」。
いよいよ視線入力対応ファインダーを搭載する高速連写マシーンが登場するということで、話題を呼んでいます。
発売日の発表も近いのでは…といわれるR3ですが、最近話題になっているのが、画像の画素数です。
以前は、R5の4500万画素を超えて5000万画素もあるかも…という噂もあったようですが、最近の噂では、「2400万画素」程度では…とするものが現れました。
そして…。
今回のオリンピックで投入されている試作機のEXIFデータがCanonRumorに掲載され、そのデータから考えると「2400万画素説」が有力となったようです。
R5との棲み分けは明確
記事によると、
キヤノンEOS R3のセンサーの解像度が2400万画素であることが確認されたようだ。東京オリンピックの画像から得られたEXIFデータが、Canon Rumors のフォーラムに掲載された。そのデータによると、画像サイズは6000x4000ピクセルで2400万画素だ。
ということです。
これはもう、「EOS R6のプロ版」という位置づけでしょうか?
EOS R3のスペックは以下の通り。
「30コマ連射」「モータースポーツ用の追尾」等、R6を超える「連射マシーン」となっており、2400万画素という、予想よりも抑えられた画素数からしても、完全に「動きもの」に特化したマシーンになりそうですね。
これでCanonの戦略がはっきりとしてきました。
連射機として「R6」「R3」、高画素機として4500万画素の「R5」。
そして、噂されているフラッグシップ「R1」は、当然5000万画素を超えるようなスペックをひっさげて、α1に対抗してくることになるでしょう。
「R3」の具体的なスペックが発表される以前は、
「R3とR5の立ち位置が不鮮明になるのでは?」
という懸念もあったようですが、これで両機を天秤にかけて迷うようなことはなくなるはずです。
私個人としても、「30コマ/秒」というスペックは必要ありませんし、高画素機のデータを有効に活かしたいと考えているため、全く迷いはありません。
R5とは今後も長い付き合いになりそうです!