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Galaxy Z Fold3には電力効率と透過率大幅アップの新OLEDが採用!〜iPhone13 ProのLTPO技術は過去のもの?〜

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Galaxy Z Fold3には新OLEDが採用!

 先日、Samsungの折りたたみスマホである「Galaxy Z Fold3」「Galaxy Z Flip3」が登場して話題を呼んでいます。

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 そんな中、Samsungが、
「Galaxy Z Flip3には、電力効率と透過率が大幅アップした新OLEDを搭載している」
ということを発表しました。
 ディスプレイに関してはSamsungにおんぶに抱っこの状態であるiPhoneがらみでも気になる話題です。

 

省電力効率は大きなメリット!

 記事によると、

先日発表されたSamsungの新しい折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold3 5Gには電力効率が25%改善された新しい有機ELディスプレイ「Eco2 OLED」が搭載されている

ということです。

 Samsungによれば、Eco2 OLEDでは、従来の有機ELディスプレイと比べて電力効率が25%、透過率が33%向上しているとのこと。
 Eco2 OLEDディスプレイは反射を抑えるための偏光板を搭載せず、その役割を果たす新しい画素構造を採用することでこれらの性能向上が実現しているようです。

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 これ、わざわざ「新OLED」とSamsungがわざわざ銘打っているということは、当然これまでの自社LTPO技術よりも省電力性に優れる…ということなのでしょう
 ということは、今年iPhoneが「Pro」で導入予定と言われる「常時表示ディスプレイ」の下支えとなっているSamsungのLTPO技術は、「過去のもの」という扱いなのでしょう。

 これでは、iPhone13 Proの売りとしてAppleが「120Hzハイリフレッシュレートディスプレイ」「常時表示ディスプレイ」を取り上げても、
「本家のSamsungは先を行っている…」
と流されてしまうことになりますね。

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 画面の大画面化が止まらないスマホ業界においては、ディスプレイの省電力性は非常に大きなアドバンテージとなるでしょう。
 このあたりは、技術的にも、そして新型iPhone登場の前にその新技術をお披露目するという戦略的にも、Samsungお見事…と言わざるを得ません。

 

肝心の透過率アップの効果は微妙…

 反面、もう一方の「透過率大幅アップ」に関してはかなり微妙になってきていますね。

 というのも、「Galaxy Z Fold3」のインカメの画質が、「白くもやがかかっているように写る」と酷評を受けているからです。
 「透過率」を大幅に向上させることで、ディスプレイ下のインカメを可能にしているのでしょうが、通常のカメラとの間には、まだまだ差があるようです。

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 このあたりが、AppleとSamsungの差ですね。
 Samsungは、多少のアラがあっても構わず市場投入する。反対にAppleは、石橋を叩いて渡る戦略。中途半端なものは絶対に発売しない…というポリシーです。まあそれが、今となっては新技術投入の遅れに繋がっているのですが…。

 両社の考え方の相違は、そのままユーザーの考え方に反映され、「Android派」「Apple派」という派閥構成に繋がります。
 正解はもちろんないのでしょうが、私としては、多額の支払いに対する効果に中途半端な点が残るのでは嫌な気持ちしか残りませんので、当然「Apple派」ということになります。

 皆さんはどのように考えますか?

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