MacBookPro14/16インチの情報をちょっとばかり…
9月を間近にし、Appleの新デバイス関する情報にいよいよ具体性が伴ってきました。
迫っている…と感じます。
さて、今回はMacBookPro14/16インチのお話。
「M1Xチップ」搭載ということで、当然最も気になるのはその性能に関してですね。
更に、当然M1搭載機よりもお高くなることは予想できますが、一体「どの程度」の価格設定となるのかも大いに気になるところです。
そんな折…。
情報としてはかなり物足りないですが、関連する記事を見かけましたのでご紹介します。
14と16の性能は全く同じ?
記事によると、
Apple製品の情報を発信しているDylan氏(@dylandkt)がTwitterに、新型MacBook Proの搭載チップと販売価格に関する予想を投稿した
ということです。
その情報とは、
①新型MacBook Proに搭載されるチップは2モデルともに同じで、性能も変わらないと
②新型14インチMacBook Proの販売価格は、13インチMacBook Proよりも大幅に高くなる
というものです。
もしこの情報が正しいとすれば、「14インチ」のポジションが鮮明になってきますね。
M1を搭載しているMacBook Air、MacBook Pro13インチはエントリーモデル。
そして、MacBookPro14/16インチは完全なハイパフォーマンス機となりそうです。
これまでMacBook Proの機種構成としては、「Pro」とはいえ、13インチと16インチとでは大きな違いがありました。
それは、16インチは外部GPUを搭載するが、13インチは搭載しない…ということ。もちろん、ストレージやメモリ量等のオプションにも制限がありましたが、それ以上に16インチのみが、より負荷の大きな作業を念頭に入れていることが明確でした。
しかし、今回の「14インチ」は、
「コンパクトだから性能はほどほどでいい…」
というような余計な忖度は全くないということになります。
いいんじゃないでしょうか?
性能は欲しいが、持ち運びのことを考えると16インチでは大きすぎる…というユーザーは結構存在するでしょう。
ここでちょっと気になるのは、以前から存在する、
「M1Xの性能は、Mac側の冷却性能によって大きく変わる…」
という情報です。
今回の情報を基に考えると、14インチと16インチとでは、筐体の大きくなる16インチの冷却ファンが大きくなる…ということはなく、同サイズのものが採用されるということなのでしょう。筐体が大きくなる分、バッテリー容量が増えるということか?
筐体に余裕の出る新型iMacでは、より大型の冷却ファンを搭載するという噂もありますので(それ以前に搭載チップも高性能化する可能性もあるでしょう)、iMacとMacBookPro14/16インチとの性能さは出てしまうかもしれませんが…。
また、14/16インチでは、M1Xのコア数が異なる…という噂もありました。
ここで疑問なのは、オプションも含めて考えたときに、
「14/16インチでは全て同一の仕様にすることが可能であり、その際の性能差は無い」
ということなのか、それとも、
「やはり16インチにのみコア数の多いM1Xが搭載できるオプションがあり、メモリ量、ストレージ量に関するメリットも存在する」
ということなのかということです。
これまでの経緯を考えると、どうしても、
「結局16インチの方が優遇されたオプション選択があるのでは…」
と考えてしまいます。
もしすべてに渡って同等なのであれば、小さい筐体を好むユーザーが14インチに殺到しそうな予感もします。
「価格上昇」の程度が分からない情報なんて要らない!
さて、ここで大元のDylan氏のTwitterに戻りますが、
「どの程度値上がりするかのヒントがない価格情報は要らない!」
と声を大にして言いたい気分です。
そりゃ、高性能チップを搭載するし、16インチに迫る性能を打ち出すとすれば、価格はかなり上がるでしょうよ…。
問題は、従来の16インチと比べてどの程度の値付けになるか…ということです。
せめて、新16インチの価格が、旧16インチよりも安いのか、高いのかだけでも言及してくれないと…。
個人的には、Apple Silicon化のメリットの1つが「より安くできる」ということだと考えておりますので、その線だけは譲らないでいただきたい!