iPhone13は値上げ必至?
iPhone13の発表日および発売日はいつになるのか?
発売日に関しては、9月「17日」と「24日」の間で情報が錯綜している印象です。
iPhone13の仕様に関しては、もうすでに予想される情報も出尽くした…という感もありますが、ここに来て「価格」の面で気になる情報が出てきました。
TSMCの部品価格値上げにより、iPhoneの価格が値上がりする?
この段階での値上がりってあり得る?
記事によると、
MacRumorsが、TSMCの製造コスト上昇に伴う部品単価値上げに伴い、iPhone13シリーズの販売価格も値上げされる可能性があると伝えている
ということです。
まあ、TSMC側からすると、世界的なチップ不足に加え、業界全体がSoC化の波に乗ろうと製造先を探しているということ、さらには、急速に進むチップの高精細化に向けた投資等、「値上げ」を主張するネタは溜まりに溜まっていたことでしょう。
いくらTSMCの最大顧客がAppleであり、近年の蜜月化が際立っているとはいえ、記事によるとTSMCの売上高におけるAppleの占有率は「20%」ほど…。
Appleにとっては替えの効かないパートナーであるということからしても、TSMCが強気に出られる要素があると言えるかもしれません。
記事で紹介されている価格上昇分は「3〜5%」ほどということということで、
「Appleは部品単価の値上げ分をiPhone13シリーズの販売価格に転嫁する方向で検討している」
としています。
う〜ん、どうなんでしょうね?
実際の契約で考えたときに、後出しじゃんけんのように、最後になって価格を上昇される…ということが可能なのかということ自体がまずは気になります。
AppleとTSMCの契約はそれこそ莫大な金額が動くものでしょうから、おいそれとは契約の価格変更することはできないのでは…とも思うのですが。
一部のみ? それとも全部?
iPhone13の「値上がり問題」に関しては、以前このような記事を書きました。
ここでは、
中国MyDriversの情報では、米国におけるiPhone13シリーズの価格は、iPhone13 miniが700ドル〜、iPhone13が800ドル〜、iPhone13 Proが1,050ドル〜、iPhone13 Pro Maxが1,150ドル〜になるようだ
という情報を取り上げています。
「Proのみ」の値上げということで、記事内では「ハイリフレッシュレートディスプレイやカメラ部の性能の違い」という、Proだけに搭載される部分での価格上昇か…と考えたわけですが、今回の情報は「チップ不足」ということであり、iPhone13全体の事柄のようにも思えます。
だとすれば、更に価格が変動し、
「前機種で5,000円程度の価格アップ」
などといった値付けで登場することも考えられます。
さてさて…。
今回のチップ価格上昇は、すぐさまiPhone13にも適用されるのか?
また、iPhone13シリーズ全体の価格上昇に繋がるのか?
iPhoneXSの悪夢が痛烈に印象に残っている身としては、余程のことが無い限り「現状維持」で登場してくれることを願うばかりです。