「my 楽天モバイルアプリ」の接続回線表示が可能に
現在、iPhone11 Proにおいて、「povo + 楽天Mobile」のデュアルSIMで使用しております。
通常のデータ通信はauの回線を利用し、電話通話をRakutenLinkアプリから行うことで、「2,728円」ポッキリで、何の不自由もなく生活しています。
iPhoneでの動画視聴は基本的に行いませんので、povoの20GBの容量で十二分ですし、au回線の安心感は、現状楽天Mobileでは味わえません。
また、9/14からの5G回線対応も決まりましたので、万全です。
加えて、RakutenLinkアプリでの通話は、いくら利用しても「無料」。何せ、au回線を利用しての通話という仕組みですので、楽天Mobileの「1GBまでは0円」という旨みを存分に味わっております。
さて、秋田市という田舎に住んでいる私の環境ですが、市街地ではかなり楽天Mobileエリアが広がってきました。郊外に出るとまだまだですが…。
私は、povoとのデュアルSIMであり、通常はau回線のみを使用する状況ですので、楽天Mobileのエリアは全く気にしなくてもいいわけですが、3大キャリアの低容量プランとの抱き合わせで利用されている方などは、できるだけ楽天の回線を使いたい…というケースが多いでしょう。あるいはも5GBというパートナー回線の量を節約したいとか…。
しかし、これまでは、auの回線、楽天Mobileの回線のどちらを使用しているのかがよく分からない状況だったようで…。
この度、「my 楽天モバイルアプリ」がアップデートされ、接続している回線が表示されるようになりました。
au回線使用時の表示が…
記事によると、以下のように、どちらの回線を利用しているか表示されるようになったとのこと。
早速私も試して見たのですが、ここで注意すべきポイントを発見しました。
特に私のように、通常はauの回線のみを使用している使い方ではありがちなケースかもしれません。
まずもって私が遭遇したのは、以下のような画面。
ん?
au回線も楽天Mobile回線も、iPhoneの表示ではアンテナが4本立っています。
Wi-Fiを切っても当然通信はできますし、au回線でモバイル通信を行うように設定しているので、ここには「パートナー回線接続中」のような表示が出なくてはいけないのでは…という疑問が沸き立ちます。
そこで、iPhone側の設定を見てみることに…。
気付いたのは、私は通常はau回線のみを使用するために、「Mobile回線の切り替えを許可」の項目を「OFF」にしていたことです。
そこで、ここを「ON」に切り替え、更にデフォルトの回線を「楽天」にしてみることに。
この状態で「my 楽天モバイルアプリ」を開いてみると…。
出ました!
「楽天回線エリア接続中」
それでは…ということで、デフォルトの回線をauに切り替えてみると…。
やはり…。
今度は「パートナー回線エリア接続中」となりました。
納得であります。
しかし、私のような田舎の環境であり、3大キャリアの低容量プランを使っていないユーザーであれば、あえて「楽天回線を殺す」という使い方をしているケースが多いのではないでしょうか?
エリアの中間地点でどちらの回線を拾うか迷って安定しなくなったり、バッテリー消費が激しくなったりしては、快適に使うことができません。
ですから、私は今後も、基本的には楽天回線を殺し、au回線をデフォルトにして使っていこうと思います。
よって、残念ながら、今回の「my 楽天モバイルアプリ」のアップデート内容の恩恵にはあずかれそうにありません。
しかし、RakutenLinkアプリの通話に3大キャリアの安定したモバイル通信を使いたい…という目的で低容量プランを契約している場合は、そちらのデータ量を節約するためにも、使える機能になるのかもしれませんね。