ついに、iPhone・iPadのSafariがダークモードに…
以前から、Mac上Safariでは、Dark Readerの機能拡張を利用して、Safari上で「ダークモード」を利用しています。
Safariの拡張機能として、通常は白背景のWEB画面を黒背景に変えてくれる優れものです。
こまめに機能改善されたいるようで、現在ではほぼトラブル無く使用できるまでになっています。
有料アプリですが(現在610円)、これでSafariのダークモードが可能になるのであれば、お安いものだと感じます。
目への負担が全く違いますので…。
しかし…。
MacOS上のSafariでは適応となるこの手の拡張機能が、これまで、iOSやiPadOSでは利用できませんでした。
もちろん、Appleの純正アプリ上の表示に関しては、以前から「ダークモード」が採用されたり、アプリ単位ではTwitterのような「ダークモード対応アプリ」も増えてきてはいました。
それなのに、SafariでのWeb閲覧では、どうにもできない状態が続いていたのです。
ところが…。
この度のiOS・iPadOS15へのアップデートで、ついにAppleのMobileOSでも、拡張機能が使えるようになりました。
万歳!
iPhone、iPadのSafariで、ダークモードが楽しめる!
Mac版「Dark Reader」購入者は、無料でインストール可!
iPadOS15の記事を読んでいて、「機能拡張」の解禁というトピックスを見つけ、「もしや…」と思い、試してみたことから事態は動き始めます。
そして、この行動に移った数分後には、iPadPro12.9インチのSafariでダークモード表示ができるようになっているという事実に狂喜乱舞している自分がいました。
設定が終わった後の画面がこちら。
上部のアドレスバー右端に、「Dark Reader」アイコンと、「拡張機能」アイコンが表示され、画面が一斉にダークモードとなりました。
さて、その手順とは…。
まずは、設定アプリから「Safari」の「拡張機能」を選択。
「拡張機能を追加」をタップすると、各種拡張機能の一覧が表示されます。
App Storeのような感じですね。
ここから「Dark Reader」をインストールします。
当初は「610円」が表示されていますが、インストールの段になると、
「Mac版購入者は無料でインストール」
という表示がされ、そのままインストールすることができました。
その後、「機能機能」に戻ると、ご覧のように「Dark Reader」が登録されていますので、「オン」に切り替えます。
作業はたったのこれだけ…。
アドレスバーのアイコンから設定もすることができますが、「テーマ」は最も左側の「1」を選択すると、ブラックが一番濃くなりお薦めです。
もちろん、iPhoneでも!
このSafariの「機能拡張」は、iOS15でも共通のようで、iPhoneでも上と同様のやり方で、以下のように問題なくダークモードに切り替わりました。
iPhoneのSafariでは、アドレスバー上にDark Readerのアイコンは表示されず、「機能拡張アイコン」から選択しなくてはならないようですが、それ以外の使い勝手は全く共通です。
当然、Mac用の「Dark Reader」も、iOS・iPadOSと同様の扱いですので、全く戸惑うことはありません。
この「Dark Reader」、Safariのダークモード化という根本の動作が非常に優秀ですし、なおかつ、設定も簡単、機能も十分…という、神機能拡張です。
「視認性アップ」「目への刺激低減」等、Safariのダークモードを心待ちにしていた方は多いはず。
私は、この値段でAppleの3バイス全てのSafariをダークモード化できるのだったら、「お安いもの」だと考えます。
皆さんも試してみませんか?