「iPhone13 Pro」ファーストインプレッション
iPhone13 Proが手元に届き、今回はiPhone11 Proも手元に残したため、互いを比較しながら、「iPhone13 Pro」という機種について考えているところです。
今回は、2機種の外観を眺めながら、iPhone13 Proについて感じたことを書いてみようかと思います。
この大きさになると… スクエアデザインは持ちづらい…
Appleから届いた荷物を見てびっくり。
段ボールの箱が小さいのです。
明けてみて二度!。iPhone13 Proの箱のなんと薄いこと…。
左がiPhone11 Pro、右がiPhone13 Proの箱です。
ちょうど半分ほどの厚さになっております。
充電器やイヤホンを同梱しなくなったことによって実現したと思われますが、エコであることは感じます。
では、双方の外観を比較してみましょう。
左がiPhone13 Pro、右がiPhone11 Proです。
ディスプレイサイズは、13Proが「6.1インチ」、11Proが「5.8インチ」ですが、本体の大きさは思ったよりも変わりません。
まあ、実際の画面もそれほど大きくなった感じもしませんので、
「だったら5.8インチで良かったのでは?」
とも思ってしまいますが…。
背面は、やはり13Proのレンズユニットの存在感が際立ちます。
いや、これまで散々リーク記事等で見慣れているはずの姿なのですが、目の当たりにすると想像以上のごつさです。
レンズ一つ一つがかなり大きくなっていますし、出っ張りもかなりなもので、純正レザーケースのレンズ付近の造りが、めくれ上がったような構造になっています。
実はこの構造が致命的な惨状を生み出すことに…。
そのことに関しては後日記事にさせていただきます。
さて、iPhone13 Proは、iPhone12で採用された「スクエアデザイン」が採用されていますiPhone11 Proまでの「ラウンドデザイン」とは、外観上でもかなり印象が異なりますし、それ以上に実際に持ってみての印象が異なります。
端的に言えば、
「iPhone13 Proの方が大きく感じてしまう」
ということ。
もちろん、若干サイズアップしていますし、厚みもアップしているのですが、それ以上に本体を持った際の指の引っかかりが異なるのです。
iPhone11 Proでは、エッジが丸みを帯びているため、自然に指が内側に曲がることになり、コンパクトさを感じるのです。
逆に、iPhone13 Proでは、本体を持った際の指が垂直に上を向くことになり、どうしてもサイズ感がアップしたような印象を受けてしまうことに…。
これ、想像以上に大きな違いです。
見た目だけを考えると、個人的には、iPhone4シリーズのスクエアデザインが好みでしたので、iPhone12シリーズで復活したことは好意的に捉えていました。
しかし、iPhoneシリーズのディスプレイサイズは「4インチ」。
「6.1インチ」と肥大化してしまった現在のiPhoneにおいては、
「持った際にできるだけ小さく感じることができるようなフォルム」
が必須だと感じました。
iPadは筐体が大きく、「握って持つ」という使い方はしないため、現状維持でOK。
iPhoneに関しては、次期iPhone14でラウンドデザインに再変更してもいいのではないでしょか?
ノッチは… さして影響なし
さて、外観上…ということでいえば、「ノッチ」が小さくなったことも話題の1つでした。
両機を比べてみると以下のように…。
横方向には縮んでいますが、縦方向に伸びてしまっております。
ノッチ横の時刻、アンテナ表示等の大きさがアップしていることは大変好ましいのですが、バッテリー残量の表示が復活しなかったのは残念でなりません。
総じて…。
いや、何も変わらないのでは…と感じてしまいました。
iPhone14では、ノッチがなくなり、パンチホールに変わるのでは…ともいわれています。
もしかすると、これが最後のノッチになるのかも…。
最後に…。
上のノッチの画像でもはっきりと分かりますが、iPhone13 Proの方がベゼルが厚くなっています。これ、筐体をスクエアデザインにしたため、エッジの回り込みがなくなったため…という、構造上の違いなのではと思います。
見た目上は…。
iPhone11 Proの方がいいです。
iPhone13 Proは、「iPhoneXR」で感じたベゼルの厚さを感じてしまい、正直残念でした。