PC、スマホのブラウザ… 何を使ってますか?
皆さんは、PCやスマホの標準ブラウザとして、何を使用していますか?
現在はGoogleの「Chrome」が圧倒的に人気らしいということは聞いていますが、私は2016年に本格的にWindows環境からMac環境へと切り替えてからは、「Safari」を使用しています。
スマホも、初めてiPhone3GS購入以来、Safariですね。
Windows時代は、現在ほどChromeが強くなかったこともありますが、ExplorerやFirefoxを使っていたように記憶しています。
まあ、当初は、純正アプリだから…ということで、なんとなく使い始めたのですが、現在では、Safariを好んで使用しております。
また、
「日本ではこんなにiPhone使用者が多いのに、Mac上でもChromeを使う人が多いのは何故か…」
という疑問ももっている次第です。
そんな折、以下の記事を見かけました。
統計から見るブラウザシェアの矛盾
この記事では、Macでブラウザを使うならChromeよりもSafariを選ぶべき理由を、海外メディアiPhoneHacksがまとめています。
それらは、
①Appleのエコシステムに最適
②省電力性に優れている
③セキュリティとプライバシーに優れている
④拡張機能による影響が比較的小さい
⑤進化を重ねたデザインと使い勝手
の5点。
私見を述べる前に、現状のブラウザシェアを見てみましょう。
まずはPC。上が日本、下が世界のシェア。
次にスマホ。同じく、上が日本、下が世界のシェア。
スマホにおけるiPhoneのシェアが高いことを受け、PCでは振るわないSafariが、モバイル環境では強みを発揮していることが分かります。
その中でも、日本のスマホにおける「Safari占有率」が6割超えと、やばいことになっています。
そして、当然考えるわけです。
「なんで、スマホとPCとで、ブラウザを変えているのか?」
ということを。
Chromeを使用していない私でも、Chromeの拡張機能が非常に充実していることは承知しています。その恩恵をしっかりと受けており、明確な意図があって使い分けているのであれば、問題ありません。
しかし、私がMacでもSafariを使い続ける理由のひとつは、今回の記事でいうところの「Appleのエコシステム」の恩恵を受けるためです。
iPhone、iPad、Macをその場の環境で使い分けしていると、iPhoneでブックマークしておいた記事をiPadで開く等、作業の連絡性が非常に心地いいのです。
これは、パスワード管理等にもいえることで、何の準備をしなくても、iCloud連携が全てこなしてくれている…という環境が心地よすぎるのです。
せっかくiPhoneを所有していることで、その恩恵を受ける権利をもっていながら、しかも、Macも所有していながら、Chromeを理由する方が快適なのか…。この点については、よくよく考え見る必要があるのではないでしょうか?
UIも、スピードも、省電力性も…
個人的に、Chromeほどの拡張機能を必要としない…という前提があってのことですが、その他にもSafariを積極的に選択したくなる理由が存在します。
前述した「Appleのエコシステム」と同程度の要因として挙げたいのが、「すっきりとしたSafariのUI」です。
変にゴテゴテしないUIが、Macの考え方に絶妙にマッチしていると思いますし、EdgeやChromeに感じる無機質性のようなものを感じないのです。
これは、MacとWindowsというハード間で感じる感覚と全く同じです。血が通っているというか、いつまででも触っていたくなるというか…。
人によっては、「もっと機能性が欲しい」と考えるかもしれませんが、私がAppleデバイスに求めていることとは相反する観点かと思います。
また、スピード、省電力性も、非常に大きな魅力となります。
「いかに快適に利用できるか」
ということについて、機能性をとるか、物理的な快適性をとるか…ということなのかも。
少なくても、日本人は、Safariのよさを体感できる可能性を最も秘めている民族だといえます。これだけiPhoneを愛している民族だからこそ、是非ともPC(特にMac)で試してもらいたい…と考えてしまうのです。