ついにM1XのMetalスコア予想が登場!
2021年3月7日の本ブログで、「M1X」のベンチマークに関する記事を書いています。
ここでは、Cinebenchでのマルチスコアにおいて、「M1XはM1の2倍のスコア」を出しており、この考え方でGeekbenchのスコア予想もしております。
この考え方でいえば、16CoreXeon搭載のMac Proをも凌駕する結果となることが予想されていました。
ただ、まだ3月の段階でもありますし、Metal等のグラフィック性能関連のスコアも出ておりませだしたので、話半分…という程度だったわけですが…。
しかし…。
ここに来て、上記の予想があながち間違いではない可能性が出てきました。
M1Xの新たなスコア予想が、殆ど同等のスコアを示しています!
注目は驚愕のMetalスコア
記事によると、
YouTubeの人気チャンネル「Max Tech」のVadim Yuryev氏が、新型14インチMacBook Proと16インチMacBook Proが搭載すると噂のM1Xチップの予測性能を試算した。結果、M1Xチップは16コアIntel Xeon W-3245プロセッサを上回るGeekbenchスコアを記録する可能性があると報告た
ということです。
氏の投稿がこちら。
M1Xの予測スコアは、
★マルチコアスコア→15,070
☆Metalスコア→16コアGPU 46,240
☆Metalスコア→32コアGPU 92,480
となっております。
シングルに関しては、M1の「1,711」から僅かのアップ。
Apple Siliconのシングル性能はただでさえダントツに高いため、伸び代は若干というところのようです。
まあ、Intel Macを利用しているものにとっては、シングル性能の高さからくるキビキビとした動きへの期待は非常に高いです。
そして、問題のマルチ。
やはりM1から倍増の値となっており、従来の予想通り、16CoreXeonと同等か少し超える程度となるとのこと。
驚愕です!
そして…。
更に驚愕なのは、今回初登場となるMetalスコア。
16CoreGPUで46,240、そして32Coreで92,480!
何故に「驚愕」かといえば、この値が私が利用している「AMD Radeon Pro Vega II 32 GB」搭載のMac Proとほぼ同等だからです。
以前ご報告した私のMac Proのベンチマークスコアがこちら。
「Mac Mini」32CoreGPUモデル一択!
もし今回の情報が正しいとすれば、Mac Proと比較して、
「シングルが大幅向上、マルチ健闘、グラフィック性能肉薄」
という、驚くべき結果になります(32CoreGPUモデル)。
私は、これまでなかなか出てこなかったグラフィック性能に関して、
「さすがに現行Mac Pro級には届かないのでは…」
と考えていたのですが、一気に潮目が変わったような印象です。
もちろん、今後出てくるiMac、新型Mac Proでは、M1Xを遙かに超える性能を備えたチップが出てくるのでしょうが、さすがに私の用途ではそこまでは必要ありません。
だとすれば、Mac Proよりも大幅に安くなる「新型Mac Mini」を購入し、モデルチェンジごとに買い換えていく方がかなり健全だと思えてきました。
現行Mac Proは、すでにBootCampを導入し、不安定だったParallelsは捨てようと決意したことは以前記事にしました。
また、各種アプリや周辺機器との互換性という最大の障壁がある中で、Intel Macを所有しておくことは欠かせません。
ということで、
Mac Proは、
「BootCampのWindows利用」と「互換性に難があるアプリ・周辺機器使用時」「Rosetta2でのパフォーマンスに不足がある場合の利用」
新型Mac Miniは、
「通常利用」
というように使い分けをしながら活用していくという選択肢が、にわかに浮かび上がってきました。
俄然、新型Mac Miniの登場が楽しみになってきました!
購入するとすれば、32CoreGPUモデル一択!
早く登場して欲しい、新型Mac Mini!