Appleの「本命」、MacBookPro14/16インチが来る!
Macシリーズを整理して考えると、
①「ノート型」「分離型デスクトップ」「ディスプレイ一体型デスクトップ」
という形態上の分け方と、
②「エントリー」「ハイパフォーマンス」「ハイエンド」
という性能上の分け方があると考えます。
昨年から始まった「AppleSilicon Mac」の動きは、「ノート型エントリー」「分離型デスクトップエントリー」の部分から始まりました。
これまでMacの弱点とされていた「デスクトップ機」において、Mac Miniが注目されたのは非常に意義深いことだったと考えます。
そして…。
19日のイベントでは、「ハイパフォーマンスノート機」という、いわゆるAppleの「本命」と考えられる部分にApple Siliconの手が入ることになります。
ある意味、Appleにとっての「歴史的な日」といえるかもしれません。
MacBook Pro14/16インチ。
この機種が売れるかどうか…。Macの今後を占うことになると考えます。
性能以外についての噂も…
MacBookPro14/16インチに搭載される「M1Xチップ」は、M1Xチップは16コアIntel Xeon W-3245プロセッサを上回るGeekbenchスコアを記録する可能性があるとも言われています。
もちろんその性能が最重要項目であることは事実ですが、その他の情報も散見されるようになりました。
これまでも「ポートが増える」「MagSafe充電対応になる」「Touch Barがなくなる」「MacBook Proのロゴがなくなる」等、様々な情報について本ブログでも報告してきましたが、今回はそれ以外の以下の記事について。
まずは、MiniLEDディスプレイになるといわれている新MacBook Proのディスプレイが、iPadPro12.9インチと等タイプのハイリフレッシュレートディスプレイになるのでは…という情報です。
これ、MiniLEDディスプレイというだけで話題性十分ではありますが、ハイリフレッシュレートまでついてくるとなると、Webページのスクロールの面で、大画面であるMacであるからこその武器になり得ますね。
私が利用しているPro Display XDRは、描写そのものは非常に美しいのですが、ハイリフレッシュレートに対応していないため、残像は他のディスプレイ同様に残ってしまいます。
今後登場するといわれているApple純正ディスプレイにも採用してもらいたい技術ですね。
次に、「ノッチがあるのでは…」という情報。
何故ノッチ?…と疑問になりますが、記事によるとFace IDカメラではなく、1080pのWebカメラとTrue Toneセンサー、マイクが搭載される…ということです。
ということは、それらが載らないくらいにベゼルが薄くなるということなのでしょう。
しかし…。
iPhoneではそれほど気にならないノッチも、どんなに小さいとはいえ、Macのディスプレイではダメでしょう…?
個人的には大反対です!
最後は、MacBook Proユーザーの受け止め方について。
記事によると、
Wedbush証券のアナリスト、ダニエル・アイブス氏は、現在MacBook Proを使用しているユーザーの30%が来年中にM1Xチップ搭載MacBook Proに移行すると予想している
ということです。
性能、拡張性等については間違いなく買い換え検討に値するデバイスです。
問題は、Intel系との互換性がなくなってしまう…ということ一点ですね。仕事上の都合で、「どうしても移行できない」というユーザーはかなりの数存在することになるでしょう。
Windows11は、Apple Siliconには対応させない…というMicrosoftの意向も固まったようですし、Parallelsでの仮想化も目処が立たない情勢。
その中で、MacBookPro14/16インチがどの程度受け入れられることになるのか…。
正に「運命の鍵」といえるでしょう。