「M1 Max」の性能が非常に気になる!
先日発表された「MacBookPro14/16インチ」が大きな話題となっていますが、新型Mac Miniを狙っている私とすれば、MacBook Proそのものというよりも「M1 Pro」「M1 Max」というチップそのものが気になっているところです。
「M1」「M1 Pro」「M1 Max」というApple Siliconのラインナップについては、性能を高めるために各種要素を補強していく…という非常に分かりやすい考え方で、個人的にはすっきりと腑に落ちました。
後は新型チップの性能そのものがどうなるのか…という点だけです。
まだ発売開始前ですが、各種ベンチマークの情報が散見られるようになってきました。
それらの数値を見るだけでも、おおよその傾向が見て取れます。
GPUは大健闘、CPUはやや不安!
この記事内では、Geekbench5に掲載された新型チップのスコアが紹介されています。
この中でも注目すべきは、「M1 Max/32CoreGPU」でしょう。
現状最高のApple Siliconがどの程度のパワーを発揮できるのか…ということは、今後の更なる高性能チップの性能を予想することにも繋がりますし、現行Intel Mac(iMac27、iMac Pro、Mac Pro)からの乗り換えの指標にもなります。
まずは紹介されている数値を…。
上がCPU性能、下がGPU性能です。
まずもって気になるのは、
「CUP性能、特にマルチスコアが思ったよりも伸びていない」
という点です。
また、上位チップでもそれほどのアドバンテージが無いことも気になりますね。
登場前の予想では、現行Mac Proの「16CoreCPU」程度の性能が予想されていましたが、この数値だと「12CoreCPU」程度のものでしかありません。
当然M1からの大幅な伸びはあるのですが、「14,000」を超えてくる…と考えていたものが「12,000」程度となると、今後のことを考えたときに若干不安要素となってくるでしょう。
GPUはどうでしょう?
この「OpenCL」「Metal」のスコアは、32Coreという説がありますが、24CoreのM1 Maxなのでは?
何故かというと、Appleが「最高でM1の4倍のスコア」とするGPUスコアには及ばず、3倍程度に留まっているからです。
だとすれば、32CoreのGPUでは「80,000」程度のスコアが出てくるはず。
「Pro VegaⅡ」を搭載する私の現行Mac Proの数値が「90,000」程度ですので、コスパを考えると十分でしょう。
これ以上を求めるのであれば、今後登場する「新型Mac Pro」を待てばいいだけの話です。
しかし、これが本当に32Coreのものだとすると、パワー不足とも思えるのですが…。
う〜ん、「マルチスコア」の数値をどう見るかですかね?
動画処理等の重い作業以外であれば、むしろCPU性能がものをいうケースが殆どです。
私のMac Pro(24Coreモデル)は、マルチスコアが「19,000」を超えていますので、あまりに大きな差が生じてしまいました。
シングルは断然Apple Siliconの方が上ですので、トータルで考えたときにどうなるか…?
読めません。
レビューの結果を待って…
来週の火曜日を過ぎると、恐らく続々とYouTube等でレビューが登場することでしょう。
実際の作業を行った上での性能評価と今回の数値とをじっくりと比較・健闘していくことが必要になってきそうですね。
しかしまあ、購入するのであれば「32Core/64GB」の組み合わせは確定かな?