iMac27インチ後継機は「27インチ」なのか?
Apple Silicon搭載iMacに関しては、噂が巻き起こって以来、「画面の大型化」という概念の基でその存在が語られてきました。
当初は、「21.5インチ→23〜24インチ」「27インチ→30〜32インチ」という説から始まり、実際に21.5インチモデルが「24インチ」へと移行したことは周知の事実です。
27インチ後継に関しては、「29.4インチ」という噂から始まり、その後「32インチ」説が有力となった時期が続きました。
この「32インチ説」に関しては、本ブログでは、
「32インチ型のPro Display XDRの優位性を保つために、30インチに抑えるのでは…」
と主張してきました。
そして、最近になると、この「30インチ説」が主流となっておりました。
紆余曲折…ということですか、ここに来てまたまた事情が変わってきています。
27インチ後継機は「27インチ」?
画面拡大は必須なのでは?
今回の情報をまとめると、最初に「27インチのアップル純正ディスプレイが登場」というリークが登場し、その後「ディスプレイではなく次期iMac」という訂正が出されたということですね。
確かに、以前から「Pro Display XDRの廉価版となるApple純正ディスプレイ」の存在が噂されていました。まあ、それは置いておいて…。
本当に時期iMacは「27インチ」なのでしょうか?
私は未だに「30インチ(29.4?)」になるのでは…と考えています。
その理由として…。
まず第一に、現在のディスプレイ事情を考えると、もはや「27インチは大画面ではない」といえます。世のディスプレイメーカーの主流は32インチへと移行している感がありますし、マルチディスプレイでの運用や、40インチ超のウルトラワイドモニターも珍しくなくなってきています。
そんな中で、もはや時代遅れとも思える「27インチ」に固執するものでしょうか?
確かに、「顎」を残してしまった24インチiMacのデザインを見ると、30インチ超のパッケージングは厳しくも見えますが、30インチであればギリセーフ…とも思えます。
顎がなければ32インチも可能だったかもしれませんが…。
第二に、Appleから漏れてくる「初期の情報」が、結構バカにならないと考えているからです。今回であれば、前掲した「2020/03/20」付の記事の内容ですね。
1年半も前の時点で、すでに24インチiMacのデザインを言い当てています。恐らくは、27インチ後継機のデザイン・開発も、24インチと同時並行で進んでいるでしょうから、私はこの記事のデザインに関する内容は「ビンゴ」なのではないかと考えています。
「29.4インチ」等の30インチをやや切るサイズを「30インチ」と銘打って登場させ、今後のスタンダードとするのではないでしょうか?
純正ディスプレイの位置づけは?
もうひとつ気になるのは、Apple純正ディスプレイですね。
恐らく2022年中には出てくると思われます。
根拠としては、M1 Pro・Max搭載のMac Mini、Mac Proという、デスクトップ機が立て続けに登場することになる…という部分です。
先日、「2022年のAppleデバイス登場予想」をさせていただきましたが、Mac Miniが3月、Mac Proが年末…というあたりに登場するのではと考えています。
だとすれば、当然純正ディスプレイもそのどちらかの時期に重ねるのでは…と考えるのが普通でしょう。
できれば3月に…と願いますが、そんなに急いで開発しているような感も受けませんので、年末になる?
そして問題は画面サイズ。
新型iMacの30インチ以下に揃えるのか、それともPro Display XDR同様の32インチへと舵を切るのか…。
もちろん画面サイズは大きいに超したことがありませんので、32インチが望ましいのですが、「32インチ」「MiniLEDディスプレイ」「ProMotionディスプレイ」と来れば、Pro Display XDRの立場がなくなるのでは…?
Pro Display XDRの値段が値段ですので、どのような差別化をしてPro Display XDRユーザーを納得させるのか…にも注目です。