Canon、2本の未発表レンズを認証機関に登録
「EOS R3」の発売日が11月27日とアナウンスされました。
間もなく登場ですね。
YouTubeでは早くも実機のレビューが投稿されてます。
今回も「1」は名乗らなかったわけで、Canonとしては、更なる高性能機を準備しているということなのでしょう。
RPに置き換わるような低価格フルサイズ機の投入も噂されていることもあり、2022〜23年で、CanonのRFシステムが完成することになりそうです。
いよいよ、SONYとの一騎打ちの体制が出来上がりつつある…ということなのでしょう。
さて…。
カメラ本体はようやく整ってきたという感じを受けますが、RFレンズに関しては、まだ「ラインナップ形成中」という印象が否めません。
当初はLレンズ中心の投入が続き、「RFレンズは高すぎる」という批判もありましたが、2021年になってようやく廉価版のレンズが充実してきました。しかし、半導体不足もあって、出るレンズ出るレンズが「供給不足」となるのがお決まりになっており、RF化そのものがうまく運んでいるとは言いがたい状況ですね。
しかし、2022年は、ボディーと併せ、レンズもRFシステムの充実のために充実させていかなくてはならない勝負の年になるでしょう。どのようにラインナップが充実していくのか、非常に楽しみです。
そんな中…。
Canonが、2本の未発表レンズを認証機関に登録した…という記事が来ています。
今度こそ、アレであって欲しい!
出でよ! 「RF35㎜ 1.2L」
記事によると、
キヤノンの未発表レンズのSKU「4858C005」「5564C005」が海外の認証機関に登録された。
ということです。
私がどうしても期待してしまうのが、「RF35㎜ 1.2L」です。
このレンズ、噂としては数年前からあったもので、いつ出るか…と心待ちにしていたレンズです。
というのも、「RF50㎜ 1.2L」の描写があまりにも素晴らしすぎて、画角としてスナップ的な用途によりふさわしい35㎜の最高峰を試して見たい…という願望が頭から離れないのです。
「RF50㎜ 1.2L」の描写に関しては、以前から本ブログでもご紹介してますが、高精細な描写、色味等、画質に関しては文句のつけようのない名玉です。
特に驚くのは、中央部はもちろん、画像の隅でもバッチリとピントが合い、描写も崩れないこと。「RF24-70㎜ 2.8L」等のズームレンズでは、周辺部の画質低下が目立つわけですが、「RF50㎜ 1.2L」ではその崩れが全く見られません。異次元の世界です。
しかも、それが「開放から」味わえるという奇跡的なレンズ。
EFの50㎜ 1.2Lは、開放時はなかなか厳しい描写だったようですので、この部分だけでもCanonのRFシステムや「RF50㎜ 1.2L」の存在意義があるというものです。
素人は開放に頼りがち…と批判めいて言われますが、このレンズだからこそ、私は開放をメインで使ってしまいます。
しかし、この50㎜という画角は、街中を歩きながら気になった場面を撮影する…という用途においては、やや画角が狭く感じます。RF50㎜ f1.8を使って撮影するとしっくりくることから、私にとっての街撮りに関しては、35㎜が標準…となるようです。
というわけで、かなり以前から「RF35㎜ 1.2L」を心待ちにしているのですが、ここまでは正式な音沙汰が無い状態。
今回の「2本」の新レンズに、入っていてくれるといいのですが…。
前掲の「デジカメInfo」の記事に対するレス欄には、「今度こそRF35㎜ 1.2Lなのでは?」という意見が複数見られます。私だけではなく、他にもこのレンズを待ち望んでいる方がいらっしゃるようで、心強く思う次第です。
個人的には、「RF35㎜ 1.2L」を購入できれば、ラインナップ完成という心づもりでおりますので、1日も早く手にしたいものです。