クリスマスシーズンに突入で在庫が…
MacBookPro14/16インチが発売されてしばらく経過しますが、未だにバックオーダーを多数抱えているようです。
もちろん、単なるオーダー数だけでなく、世界的な半導体不足がその生産に影響を与えるいることは間違いないでしょう。
現状、MacBookPro14/16インチの「吊し」モデルや、「M1 Pro」搭載機であれば、「半月」ほどの待ちで済みそうですが、「M1 Max」と「64GBメモリ」の組み合わせでは、「1ヶ月半」待ちとなるケースもあるようです。
その他のAppleデバイスでは、「iPhone13 Pro/Max」が半月の待ち、iPadに関しては「mini6」も含め、日本では即納のようでした。
しかし…。
世界的に見ると、年末年始にかけて、Appleデバイスの供給不足が心配されているようです。
フィリピンではiPadが年内に購入できない…
記事によると、
年末商戦において、iPadとiPhoneの在庫数が十分ではないため、納期が大幅に長くなるとの予測を、Nikkei Asiaが報じた
ということです。
Nikkei Asiaによれば、
「iPhoneよりもiPadの品不足が懸念されており、フィリピンの消費者がApple StoreでiPad(第9世代)のストレージ容量256GBのWi-Fiモデルを注文したところ、お届け予定日が2022年1月14日と、8週間の待ち時間が発生した」
ということで、iPhoneよりもiPadの品不足が懸念されているようですね。
そういえば先日、「iPhone13の供給不足に備え、iPadや旧iPhoneよりもiPhone13の生産を優先させる」という情報がありましたね。フィリピンでは、早くもその影響が出ているのでしょうか?
Appleとすれば、米国、欧州、中国、日本のような大きな市場に関しては最大限の配慮をすることになるのでしょうが、それにしても今後の年末商戦の行方しだいては、一部商品の供給に影響が出てくることも考えられそうです。
半導体不足でiPhone13 Proの下取り価格が…
「半導体不足」に関連する記事としては、以下のようなものもありました。
iPhoneは、そのブランド価値から、他のAndroidスマホに比べてその下取り価格が高止まりする…ということは周知の事実ですね。
私も、この点を拠り所に、iPhone13 Proを初めてApple Online Storeで購入しました。
そして、この半導体不足によるiPhone13の供給不足が要因となり、iPhone13シリーズの価格下落率が「例外的に低い」状態になっているというのです。
前掲の本ブログ記事で紹介した「iPhone11」「iPhone12」の下落率は以下のようになっています。
iPhone13シリーズはまだ発売後2ヶ月のデータしかありませんが、明らかにグラフの角度が緩やかになっていますね。
半導体不足が中古市場にまで影響を及ぼしていることが分かる格好のデータと言えるでしょう。
また、「有事のAppleデバイス」というか、いざというときのAppleデバイスへの信頼というようなものも感じます。
半導体生産が落ち着いてくれば、このような極端な状況も解消されるのでしょうが、このような状況が「1年は続く」という説もあります。新製品の供給、中古品の価格等、視野を広げて判断していく必要がありそうですね。