プロッサー氏が「Google Pixel Watch」の公式画像をリーク
先日、HUAWEIの「WATCH GT 3」が非常に魅力的だ…という記事を書きました。
Apple Watchとは異なる丸形の筐体に、無骨なデザイン。盤面も、時計然とした丸形を活かした魅力的なものを揃えています。
Apple Watchのスクエア型が代わり映えしないこともあり、「丸形」の魅力に吸い込まれそうなのですが、「丸形」といえばPixel Watchも…。
そんな中、プロッサー氏が「Google Pixel Watch」の公式画像をリークしました。
丸形でエレガント… 確かにスマートではあるが…
記事によると、
リーカーのジョン・プロッサー氏が自身のYouTubeチャンネル「FRONT PAGE TECH」で、Google Pixel Watchの公式画像を紹介した
ということです。
こちらが今回のリーク画像。
記事によると、マーケティング用の資料を撮影したもののようだ…ということです。
非常に不鮮明なのですが、今回の画像は、2021年4月に、Google Pixel Watchの実写真をもとに、コンセプトデザイナーのIan Zelbo氏(@RendersbyIan)が制作したレンダリング画像に酷似していますね。
ここまで似ているとなると、どうやら殆どこのようなデザインで登場する可能性が非常に高いと思われます。
このデザイン、「丸形」とはいえHUAWEIやGalaxyのような無骨なデザインとは真逆を行く、エレガントなものになっていますね。
また、盤面のデザインも、HUAWEI・Galaxyのように多機能なものではなく、「よりシンプルに…」という部分を大切にしているようにも感じます。
これ、非常に評価が分かれそうな予感です。
「丸形」を望むユーザーは、「時計」としての味わいを求める傾向が強いように感じます。それに対し今回のPixel Watchは、あまりに洗練されすぎていて、いわゆる「スマートウォッチ」としての風貌が強すぎるように思えます。
欲しいのは「これじゃない!」と感じるのではないでしょうか?
このGoogle Watchは、確かに裏側に多機能性を隠しもっているかもしれませんが、一般的に好まれるのは、表に出る盤面に機能が詰め込まれたモデルでしょう。
盤面があまりにシンプルだと、結局は機能性を発揮するためにボタンを押したり、スワイプしたりなど、ひと手間もふた手間もかかってしまうことになります。使い勝手と盤面のデザインとは大きな関係性があるわけで、私は今回のGoogle Watchの盤面からは機能性を感じ取ることはできませんでした。
売れないだろうな…
今回のGoogle Watch、売れないと思います。
当然、一定の初期需要やPixelユーザーの需要はあるのでしょうが、重要なのはどれだけ一般に認知されるか…という部分です。
スマートウォッチに何を期待するか…ということを掘り下げてみると、大多数の要求はGoogle Watchとはずれてくるのでは…と考えます。
この心配が杞憂に終わればいいのですが、総じてGoogleは、一般大衆の要求を読み違えるケースが目立つので…
さて、どうなりますか…?