ヤマダ電機でAppleの正規修理サービスが受けられる!
「Apple Store」があるような大都市であれば、Appleデバイスに何らかのトラブルがあった際に、すぐに持ち込むことができるために安心です。
しかし、秋田市在住の私のようなものにとっては、この点に関する壁が異様に高く険しいものになります。そもそもAppleデバイスは、修理関係については基本、キャリア経由ではなく直接Appleとのやり取りになりますので(私は今年からiPhoneのキャリアでの購入をやめましたが…)。
そんな地方在住者にとって、頼みの綱になるのが、カメラのキタムラです。
我が秋田市には、1店舗だけですが、Appleの正規修理サービスの窓口となるキタムラの店舗が存在します。
私も、iPhone7購入直後にディスプレイを破損してしまったことがあり、このときにお世話になりました。AppleCareに加入しており、たまたま同じ方のiPhoneの在庫があったため、即取り替えていただきました。
しかし、あまりにも地方での修理拠点が少なすぎるのは明白な事実です。電話やPCを介して、直接Appleとやり取りするだけでも、相当にエネルギーを使うことになりますし…。
そんな中、新たなAppleの正式な修理拠点が増えるかもしれない…というニュースが入ってきました。
ヤマダ電機がカメラのキタムラと提携?
「自己修理」拡大への布石か?
記事によると、
ヤマダデンキとキタムラは12月8日、Apple製品の正規修理サービスに関してパートナーシップを締結したことを発表した
ということです。
具体的に言えば、
「今後は順次ヤマダデンキの店舗においてもApple製品の修理依頼等を行えるようになる」
ということです。
2021年12月11日からは、ヤマダデンキのLABI1 LIFE SELECT池袋店にキタムラが運営するApple正規サービスプロバイダが設置され、Apple製品の販売と正規修理サービスの受付を開始するとのこと。
特に直営のAppleStore無いような地方都市にとっては、非常にありがたいニュースです。「実際に足を運べる」「条件が合えば、即日の対応が可能となる」など、ユーザーの思いをすくい上げてくれるような対応が非常にありがたい!
これ、先日話題となった、Appleデバイスの修理に関する考え方がかなり柔軟になった点と大きく関わっているのではないでしょうか?
「自己修理」が日本で正式に認可されたなら、「修理」を目的とする店舗が山のように現れることは必須でしょう。
しかし、これまでカメラのキタムラが名乗ってきた「Appleの正規修理サービス」という看板はやはり大きく影響してくるのではないでしょうか。私だったら、多少高くても「正規」の業者に修理をお願いすることになるかもしれません。
カメラのキタムラがヤマダ電機の店舗内に修理サービスセンターを設けることで、ヤマダ側としてはより多くの修理目的の集客が期待できるでしょうし、キタムラ側としても店舗展開のための資金の心配をしなくて済みます。
どの程度の店舗数?
後は、
「どの程度のヤマダ電機の店舗にキタムラが入れるのか…」
という部分ですね。
個人的には、一定の規模の都市であれば、最低でも1店舗に設置すべきだと考えます。
秋田県内でも、秋田市や能代市などにはヤマダ電機が2店舗ある実情がありますので、そのどちらかには確実にキタムラのサービスセンターを導入していただきたい!
できることならば、1店舗の都市であっても、導入を躊躇しないでくれるとありがたいです。
キタムラ、ヤマダ電機ともに、サービス開始に関するリスクはそんなに高くはないでしょう。Appleとの絡みもあるのかもしれませんが、これだけiPhone使用率が高い日本です。どこに住んでいても安心してAppleテバイスを使用できるような環境が欲しいものです。
〈追記 2022.11.13〉