2022年、Appleデバイスの名称がすっきりする？
製品のコンセプトやデザイン、機能性等に関しては、非常にシンプルでスマートな印象が強いApple。
しかし、デバイスの命名に関しては、非常にダサく、迷走する傾向がある昨今です。
例えばiPhone。
「〇（数字）」「〇S」という形で、ナンバリングを打っていた時代から、大型画面の「Plus」が加わり、いきなり「X」がきて「11」と数字に戻り…。さらに「Pro」「Max」「mini」が加わって…と、もはやカオスです。
特に驚いたのは、大画面iPhoneの名称を「Max」にしたこと。このときには、リリース寸前になっていきなり「Max」というネーミングの噂が飛び出し、「まさか…」と笑っていたらビンゴだった…という顛末だったように記憶しています。
余計な称号は要らないんですよね。
iPhone（2021）のように、年代で示せばいい…と、本ブログでは以前から提案しているのですが、それではダメでしょうか？
また、「Max」という表現。日本と米国での言葉のニュアンスの違いがあるかもしれませんが、どうも「Max」という言葉にスマートさを感じないんですが…。
ここに関しては、今後登場する「M1 Max」の複数ダイチップの名称が「M1 Duo」「M1 Ultra」と予測されている記事もありました。
「Ultra」って…。
これも私の偏見ですかね？
Macにしても、「無印Mac Book」「Air」「Pro」等、様々な名称が乱立している状態が続いています。性能的に「Pro」ではない「Pro」のモデルもあったりして…。
そんな中…
2022年は、Appleデバイスの名称が一気に整理されるのでは…という記事が来ています。
すっきりした方がいいです！
「無印」と「Pro」に二分？
MacRumorの記事によると、
Appleは2022年に５つの新しいMacを発表仕様としているが、製品ラインナップのネーミングを簡素化しようとしているかもしれない
ということです。
具体的には、
〇現MacBook Air→MacBook
〇現iMac27インチ→iMac Pro
ということのようですね。
先代の「MacBook」は、12インチモデルのモバイルに特化したモデルでしたが、現在はディスコンになっています。新型Airの噂は様々登場してますが、その形状は現行のMacBook Proのようなある程度の厚みがあるスクエアデザインになると見られていますので、形状的にも「脱Air」には丁度いいのかもしれません。
また、これまでのiMac Pro（ディスコン済）は、iMacにXeonを詰め込んだ超ハイスペックモデルでした。しかし、今後はM1 Max、あるいは複数のM1 Maxを搭載した「複数ダイ」チップを搭載した形で登場するでしょうから、明らかにこれまでのIntel Mac自体とは異なるコンセプトのモデルとなります。
つまり、名称はこれまでのMacで親しまれたものを流用するが、その中身は全く異なるものになる…ということ。
この名称とともに、「Apple Silicon化」の第一幕が終結する…ということになりそうです。
全デバイスの名称がすっきりと
また、iPhoneとiPadは、すでに基本的には「無印」と「Pro」によってラインナップが成り立っています。
iPadの「mini」「Air」だけは例外となりそうですが、iPhoneに関してはiPhone14で「mini」が消滅するともっぱらの噂ですね。
iPad miniは、最新の「6」の評判が非常に良好で、しばらくは存続するでしょう。ただ、折りたたみiPhoneが、将来的にiPad miniに置き換わる…という情報もありますので、数年後は分かりません。
そして、mini以上に存在が微妙になるのがiPad Airでしょう。
MacでAirが消滅するとなると、iPadもどうなるか…。ただでさえ１回消滅した名称ですので…。
いずれにせよ、全てのデバイス間で迷うことのない名称とラインナップを構築することが大切だと考えます。
