カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

新型iMacProは「非MiniLEDディスプレイ」という情報〜さて、どちらが正しい?〜

f:id:es60:20211223190919p:plain

今度は「非MiniLEDディスプレイ」の噂が…

 先日、2022年3月にも登場が噂されている「新型iMac Pro」の部品供給がいよいよ始まった…という情報をお知らせしました。

 これまでの情報では、「M1 Pro/Max」搭載は当然ですが、Maxの2つ分を1つにまとめたチップである「M1 Dual」や、それを更に2個搭載した「M1 Ultra」を積み、パワーアップすることが予想されています。
 また、ディスプレイに関しては、MacBook Pro同様のMiniLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは120HzのProMotionディスプレイとなる…という噂が支配的でした。

 しかし…
 ここに来て、ディスプレイは「非MiniLED」という情報が出てきました。
 さて、どうなる?

f:id:es60:20211223180642j:plain

 

「MiniLEDディスプレイ」の捉え方の問題?

 記事によると、

台湾メディアDigiTimesがサプライヤーから入手した情報として、新型27インチiMac Proに搭載されるディスプレイは、噂されているミニLEDバックライト搭載ディスプレイではないと報じた

ということです。

 ここで注目すべきは、新ディスプレイのバックライト用LEDチップについて。
 記事内では、
「新型27インチiMac Proのディスプレイに搭載されるバックライト用LEDチップの数は従来のモデルよりも30%〜40%増加」
と書かれています。

 そう、従来通りにLCDを採用するものの、性能が大幅にアップするのは変わらない…ということ。
 「性能アップ ≠ MiniLED搭載」
という正しい認識が必要な部分です。

 例えば、現在最高峰のApple純正「Pro Display XDR」は、MiniLEDではなく「LCD搭載」と明記されています。
 しかし、同様の「XDR」の称号を有しており、
〇最大1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度
〇1,000,000:1コントラスト比
〇10億色対応、広色域(P3)、True Toneテクノロジー
という部分は同等の性能です。

 また、LCDのままで高性能を発揮する理由として、以下のような説明がありますね。

f:id:es60:20211223183213j:plain

f:id:es60:20211223183221j:plain

f:id:es60:20211223183302j:plain

 しかし、非常に分かりづらいのが、「Pro Display XDR」が2040万個のLCDを搭載している…ということは、そもそもがLCDを小型化しているということであり、「MiniLED」と何が違うのか…という点です。
 そもそもMiniLEDは従来のLCDの発展系である…ということは明らかなわけで、「LCDを小型化する」という考え方においては同じような気もするのですが…?

f:id:es60:20211223190239j:plain

 LCDの「大きさ」で語るのであれば、新型iMacに搭載するディスプレイのLCDは「MiniLEDと呼べるだけの小ささまでには至っていない小型LCD」という捉えでいいのでしょうか?

 もはや謎だらけです!
 Appleも、このあたりのグレイさを承知してか、その「違い」を明記することを意識的に回避しているように、私は感じます。

 

MiniLEDか、それとも従来LCDの発展系か?

 私は新型MacBook Proを有しておらず、目の前でMac用MiniLEDディスプレイとPro Display XDRとを比べることができないのですが、少なくても「iPadPro12.9インチ(2021)」のMiniLEDディスプレイとPro Display XDRを比較すると、Pro Display XDRの方が格段に美しいように見えます。

 しかし、画面サイズがそもそも異なりますので、大きいサイズのPro Display XDRの見栄えがよく感じられるだけかもしれません。
 このあたり、Appleには、正々堂々とそれぞれのディスプレイ間の違いや優位性などをはっきりさせてもらいたいと考えます。

f:id:es60:20211223190403j:plain

 まあ、Pro Display XDRは超弩級の価格ですので、おいそれと「MiniLEDディスプレイと同等の映りです!」とは言えないのかもしれませんが…。
 さて、新型iMacは、すんなりと「MiniLEDディスプレイ」を搭載して登場するのか、それとも従来のLCDディスプレイの発展版程度の映りで来るのか…?

 今後のディスプレイの規準が決まる常用な事柄だけに、白黒はっきりと付けてもらいたいものです。
 個人的には…。
 「2299ドル〜」という価格が予想されているiMacProに、ProMotionの大型MiniLEDディスプレイを搭載するということは、値付け的にも厳しい気がするのですが? 

スポンサーリンク