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やはり新型Mac ProにはIntel Xeon搭載機が用意される〜互換性にはまだまだ担保が必要?〜

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やはり新型Mac ProにはIntel Xeon搭載機が用意される?

 2022年は、「AppleSilicon Mac」ラインナップ完成の年…と見られています。
 しかし一方で、
「新型Mac Proにのみ、Intelチップ搭載モデルが残されるのでは?」
という噂がかなり以前からありました。

 そして…。
 新型Mac Proに搭載されるApple Siliconの姿がだいぶ見えてきたこの時期になって、再度「Intelチップ搭載 新型Mac Pro」に関する情報が届いています。

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リンク

Apple Siliconによる完全な「互換性」実現はいつになる?

 記事によると、

米MacRumorsが、アップルはまだ最上位モデルのMac Proを完全にAppleシリコンに移行するつもりはなく、少なくとも1つの新型Mac Proにはインテル製チップが搭載される、と伝えている

ということです。

アップルの内部では2つのMac Pro新モデルに取り組んでおり、1つは全体的にデザインを刷新したAppleシリコン搭載モデル。そしてもう1つは、インテル製プロセッサベースで、現行デザインのまま内部をアップデートしたものだと伝えられている

という記述もありますので、殆と以前と同様の内容となっているため、恐らくはこの通りになって行くのでしょう。

 以前から、Apple Silicon搭載のMac Proは筐体が1/2ほどになる…という情報がありましたので、新型Mac Proには2タイプの筐体が混在することになるのかもしれません。

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 注目したいのが、「Intel Xeon」を採用しなければならない理由ですね。
 恐らくは「互換性」がその最たるものだと考えます。

 専門的な分野においては、x86ベースで動作するソフトウエアに関してApple Siliconベースで動かすことができないものもあるでしょうし、Rosetta2で動作させるには厳しいほどのスペックを要求するものもあるでしょう。また、周辺機器の動作にも影響があるのは必至。
 ニッチな世界であればあるほど、その動作を完全に保証するにはApple Siliconの歴史は浅すぎるのだと思います。

 また、もしかするとパフォーマンスそのものが不足している…ということも考えられるでしょう。
 M1 Pro/Maxを複数枚取り入れた「マルチダイ」構造による「M1 Dual」「M1 Ultra」の存在が噂されていますが、それにしても最新のXeonの性能に届かない可能性が大きいかと…。
 こちらに関しては、今後のM2、M3ベースの高性能版チップを待たなければならないでしょう。

 

数世代先には…

 しかし…。

 私からみれは、Apple Siliconの奮闘ぶりは予想以上です。
 まずもって、M1チップの性能には驚かされましたし、そのM1をベースにコアを拡充していくというM1 Pro/Maxの構成にも度肝を抜かれました。

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 また、互換性においても、もちろん様々な不具合はあるのでしょうが、大方クリアしているようにも感じます。個人的にはもっと深刻なトラブルがあるのでは…と考えておりましたので、何か肩透かしを食らったような印象さえあります。

 現在発表されているえM1 Pro/Maxであれば、コンシューマ向けの大多数の用途においては十分なパフォーマンスを発揮するところまで来ました。これに「M1 Dual」「M1 Ultra」が加われば、それこそ本当に専門的な分野以外においては「Apple Siliconで大丈夫」というところまで来るでしょう。

 いやいや、初代Apple Siliconでここまでやると思いましたか?
 私は「Appleよくぞやった!」と称賛したいくらいです。

 今回紹介したエンガジェットの記事では、「Appleシリコン完全移行までの時間稼ぎ?」というサブタイトルが打たれています。
 これはちょっとばかり悪意があるな…とも感じます。
 新機軸に打って出て、間に合わない部分は正直に補填する…。

 いいんじゃないでしょうか?
 Apple Siliconには明るい未来が開けているような気がしてなりません。

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