Safariの勢力拡大!
皆さんはWEBブラウザは何をお使いでしょうか?
私はMacもiPhoneも「Safari」です。
まずもってMac-iPhone-iPad間の連携が最高。各デバイスで見ていたサイトを引き継いだりといった、かゆいところに手が届く機能が「さすが純正」と感じさせてくれます。
また、シンプルなインターフェイスがたまらない。思考の邪魔をしないというか、他のメーカーのような「主張のしすぎ」が見られないのが美点です。
確かにChromeの拡張機能等は、しっかりとした目的をもち使いこなしているユーザーさんにとっては重宝するものでしょうが、それほどの拡張性を望まない私のような立場の者にとっては、シンプルさは非常に大切です。
どうもChromeやEdgeはゴテゴテ感があるんですよねえ…。
さて、そんな中…。
2021年12月のブラウザシェアに関するデータが発表されました。
Safari、躍進しているようです!
MacとSafari、一蓮托生?
記事によると、
AppleのAppleシリコン搭載モデルの登場により、WebブラウザSafariのシェアが上昇していることが、最新データから明らかになった
ということです。
具体的な数字で言えば、
「2021年12月時点でのSafariのシェアは19.6%で、2021年9月と比べ1.2%上昇した」
ということ。
「1.9%」は、利用人数でいうと「5,800万人」に相当するようですので、侮れない数値ではあります。
グラフを見ると、10月から上昇しているようですが、これは「M1 Pro/Max」搭載のMacBook Pro登場時期とピッタリ重なります。Apple Siliconの認知が、Safariの使用率を底上げしていることは間違いなさそうです。
しかし…。
2021年初頭から9月にかけては、逆にシェアを落としているのも事実。これ、前年のM1搭載Macで一時的に向上したシェアが、ブームが落ち着くのと同時に元に戻った…ともとれますね。
もし今回のシェア上昇の傾向が2022年中も継続するようであれば、いよいよ…ということになるのでしょう。
いずれにせよ、MacとSafariの地位向上は一蓮托生と言えるのかもしれません。
iOS版のことを考えれば…
ところで、モバイル版のブラウザシェアは以下のようになっているようです。
https://shiftasia.com/ja/column/2021年10月webブラウザシェア/
Chromeが強いのには変わりありませんが、iPhone人気もあって、Safariのシェアが3割もあるのです。
また逆にPCにおけるOSで考えれば、Macは10%弱のシェアしかありません。
ということで、今回紹介した「19.6%」という数字は、PCもMobileも含めたトータルの数字ということになりそうです。
2021年10月におけるPCのみのブラウザシェアはこちら。
そう、Safariのシェアは未だ10%に満たないのです。
今後Macが更に認知され、MacでSafariを使用することの意義が認められるのであれば、このシェアが2桁に乗って行くことでしょう。
そして、そうなれば当然更にMac自体が売れていくことになるはずです。
やはり、今後の課題は、
「iOS版Safariのユーザーを、いかにMacに取り込むか」
ということになっていきそうです。