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2021年のMac出荷台数成長率が他メーカー比「2倍」は成功と言えるのか?〜Apple Siliconの行方〜

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2021年のMac出荷台数が急成長!

 2020年後半にM1搭載のMacが発売されたことにより、AppleのApple Siliconへの移行が本格的に始まりました。

 「M1」搭載のMacBook Pro/Air、Mac Miniは、エントリー機の位置付けながら、Intelチップ搭載MacBook Proに性能を超える部分も見せ、その高性能ぶりが世界に衝撃を与えましたね。
 そんな勢いそのままに「iMac24インチ」、そしてついに「M1 Pro/Max」搭載のMacBook Proまで登場したのが2021年。

 Apple全体においても、「主役はMac」という時期が続いています。恐らく2022年も同様でしょう。
 そんな中、2021年のメーカー別PC出荷台数シェアが発表されました。
 Macが急伸しているようですが…。

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リンク

果たして本当に喜んでいい数値なのか?

 記事によると、

2021年におけるAppleのMac出荷台数の成長率が、PC全体の出荷台数成長率のほぼ2倍に達したと、調査会社Canalysが報告している

ということです。

 各メーカーのシェアがこちら。

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 コロナ禍でのPC需要があり、全体的に成長している分野なのですが、その中でもMacのの比が目立ちますね。対2020年比で「0.9ポイント」というには他のメーカーの成長率の2倍である…ということからも、明らかにMacの勢いが感じられることは事実です。

 その要因としては、やはり「M1Mac」の性能や安定性が広く認知されたこと、また2021年になって「M1 Pro/Max」という高性能チップのテコ入れがあったことなどが考えられるでしょう。とりあえずの「Apple Siliconの認知」という課題に関してはクリアした感がありますね。

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 では、この成長を単純に喜んでいいものでしょうか?
 私は、「もっといけるかな?」と考えておりました。つまり、これまでに無いようなAppleのPCに対する考え方や、Apple Siliconの性能の高さが受け入れられることで、かなりのWindowsユーザーがMacに流れ込んでくる可能性があると考えていたのです。
 「0.9%」。確かに健闘はしてるのかもしれません。しかし、本命とも言える「M1 Pro/Max」が投入された今となっては、少々物足りない…と感じてしまうのは私だけでしょうか?

 

2022年こそ勝負の年!

 しかしまあ、「M1 Pro/Max」が投入されたのが年末だったことや、発売当初は品薄で十分名供給ができていなかったことなどを考慮する必要もあるかと思います。
 となると、いよいよ2022年が勝負の年なりそうですね。

 M1 Pro/Max搭載のMac Mini・iMac Pro、マルチダイM1チップ搭載のフラッグシップMacが登場するほか、いよいよ「第2世代」であるM2チップ搭載MacBook Airの登場も近いと言われています。

 一気に「2桁」が見えるところまで押し上げて欲しい…と願うのは欲張りというものでしょうか?

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