３月ではなく４月？
１月も後半を迎え、そろそろAppleの春イベントに向けてそわそわが始まっております。
最近になって、「iPhoneSE3」と「iPad Air５」とがセットになって「この春登場！」と報じられることが多くなってきました。
最近はMacにばかり目が行っていましたが、確かにiPad Air4が発売されたのは2020年の10月。そろそろ１年半を迎えるということで、今春のリニューアルにも納得がいきますね。
少々気になるのは、イベント開催・新機種発売の時期が「４月〜５月」と従来の「３月」よりも遅くなるという予想が増えていることです。
このまま「４月発表→５月発売」がスタンダードになって行くのでしょうか？
コロナの影響か？ 方向転換か？
記事によると、
iPhone SE（第3世代）は4月下旬から5月上旬に発売されるだろう、とディスプレイ業界の動向に詳しいDSCCのロス・ヤング氏が予測した。Appleが今春に開催するイベントで発表される可能性がある
とのことです。
ヤング氏の情報では、
iPhone SE（第3世代）用のディスプレイパネルが1月中に生産開始、組み立てが3月に開始される
ということで、必然的に発表／発売は４月後半〜５月前半になるだろうとのこと…。
どうなんでしょうね。
コロナ禍以前のAppleで、「春イベント」と言えば基本的に「３月中〜下旬」の期間に行われることが殆どでした。
2020年のiPhoneSE2の発売に際しては、2020年初旬からのコロナ騒動で、特に中国との間の行き来が遮断され、開発・製造ともに停止してしまう…という不測の事態が生じたことが「4月発売」の原因とされました。
当初は３月に予定されていた発売が、いかんともしがたく４月にずれ込んだ…という認識です。
この際、誰しもが「４月発売」に懐疑的でしたが、Appleが踏ん張って何とか４月中旬の予約開始→下旬の発売に間に合わせた…という印象が強かったですね。
また、2021年に関しては、やはり24インチiMacとiPad Pro12.9インチの登場が予想されていた３月から遅れることとなりました。
この原因としては、「世界的な半導体不足」「iPad Pro用のMiniLEDの歩留まりの悪さ」等が原因とみられています。これもまあ、不測の事態かと…。
そして2022年です。
コロナ第６波の影響は限定的に映りますし、半導体の不足も改善されているという情報が殆ど。また、TSMCはAppleに対して優先的にチップ供給をしているという報道もありました。
これでも「３月イベント」はないでしょうか？
本当は３月行いたいが、未だ影響が残っての後ろ倒しか？
ここ数年の動きを受けて、今後も４月イベントの方向性で行くのか？
それとも、今年は従来のような３月イベントに復帰するのか？
新型Macの動向とも密接に関わる内容だけに、大いに気になるところです。
