ユニバーサルコントロールが来るぞ!
先日、iOS15.4でマスク装着時のApple WatchなしでのFace IDやApple Pay認証等が可能になる…という朗報をお伝えしました。
Touch IDのようにディスプレイに顔を向けなくても解除できる…というわけにはいきませんが、マスク社会における最大の懸念材料が改善されることは、単純にありがたいです。
それでも、iPad mini6を最近購入した身からすると、
「Touch IDとFace IDのハイブリッド式が待たれる」
という思いに変わりはありません。
やはりFace IDには、使用上の拭えない弱点がありますので…。
そして…。
iPadOSとMacOSにおいても、次期15.4・12.3のバージョンでは非常に大きなアップデートが来るようです。
そう、待ちに待った「ユニバーサルコントロール」です!
半年近くも待たされた…
記事によると、
MacRumorsによると、「iPadOS 15.4」と「macOS Monterey 12.3」のベータ版ではユニバーサルコントロールが利用可能になっていることが分かった
ということです。
いや〜、やっとです。
正直、macOS Montereyでの機能的な進化はそれほど感じたことがありません。というか、macOS Montereyの最大の売りが「ユニバーサルコントロール」だったはず。
それがここまで延び延びになっていたこと自体が、異常事態でした。
記事では、
ユニバーサルコントロールは1つのキーボード、マウス、トラックパッドを使って、MacとiPadの間でシームレスに作業できるようになる機能で、カーソルをMacから直接iPadに動かしたり、Macで入力した文字をiPadに表示させることも可能
と、ユニバーサルコントロールの機能を説明しています。
まあ、大体のイメージはできるのですが、実際どのように動作するのか…ということを想像することは難しいです。
そんな中、YouTuberの平岡雄太さんが、実際に動作しているユニバーサルコントロールの動画を投稿しています。
この動画を観ると、キーボードやマウスの共用はもちろんですが、各種ファイルの移動や、アプリ内への画像データ等の貼り付けなどもシームレスにできるようになっていますね。
これまでは、AirDrop、写真アプリ・ファイルアプル等を介したiCloud間でのデータ移行というように、データを共有するためには間にひと手間なくてはなりませんでした。
まあ、その「ひと手間」が非常に楽であり、それだけでiPhone-iPad-Mac間での連携ができたわけですので、すでに素晴らしいことなのですが、ユニバーサルコントロールを使用すれば、その「ひと手間さえ無くなる」ということになりそうです。
Appleの言う「春」っていつでしょう?
さて、こうなると少しでも早く利用してみたくなりますが、Appleはユニバーサルコントロールの搭載を「今春」と案内しています。
現在がbeta1ということは、正式版が登場するのはいつ頃になるのでしょうか?
平岡さんの動画内でもあるように、現在は動作上のバグのようなものも当然ながら存在するようです。最終調整も難しいのかも知れませんが、少しでも早く正式版をリリースしてもらいたいですね。
その間、ユニバーサルコントロールで「できることとできないこと」、私が利用しているHHKB等のサードパーティー製キーボード・マウスでも機能を利用できるのか等、レビュアーの方々には謎を解明していただれるとありがたいです。