Google、SamsungはAppleを慌てさせることができるか?
以前、折りたたみGoogle PixelやGalaxy S22シリーズの話題を取り上げたことがありました。
「一旦は発売中止も噂された折りたたみGoogle Pixelの発売が見えてきた」「Galaxy S22シリーズの価格が、100ドルほど値上がりしそうだ」という話題でした。
Androidの新技術に対して、Appleがあまりにもゆったりと構えているような気がして、GoogleやSamsungがもっとAppleを慌てさせるようなデバイスの発表や販売戦略をとってくれれば…と考えることもあります。
この度、Google・Samsungともに新しい情報が出てきたようですが、果たしてAppleを慌てさせるようなインパクトのあるものだったでしょうか?
性能と価格への不安
まずは折りたたみGoogle Pixelについて。
今回の記事では、その名称を「Pixel Notepad」と紹介しています。
今回の新情報は「価格」ですね。
記事によると、
Googleは1,400ドル(約159,531円)ほどで販売することを計画しており、SamsungのGalaxy Z Fold3よりも安価な値付けのようだ
ということです。
思いっきり、Samsungの「Fold3」と「Flip3」の間に落とし込んだ形になっています。
まあ、狙い目としてはいいと思います。
しかし、気になるのはその性能面。
メインカメラセンサーが旧世代のものになりそうだということで、少なくてもPixel6を超える性能にはならないようです。
Pixel6に関しては、性能面で多くの不満が寄せられているということで…。
ベースとなるPixel6の性能が心配であることに加え、それよりもダウングレードした部品を使用する…となると、これはちょっと手をだしづらいです。
Galaxy S22シリーズに関しては、以前の「100ドル高」が現実のものになりそうですね。
今回の記事には、以下のように整理されています。
前回にGalaxyの値上げ記事を紹介した際には、
「iPhoneの100ドル値上げという噂もある中で、何とも都合のいいアナウンスだ」
という論調で書きましたが、恐らくはSamsungとAppleとの間に値上げに関するあうんの呼吸みたいなものがあるのでは…と、訝しんでしまいます。あまりにもタイミングが良すぎます!
まあ、Samsungが100ドル値上げを実行するのであれば、恐らくAppleはいとも簡単に値上げに同調することになるでしょう。
ここはSamsungに踏ん張ってもらいたかった…という気持ちが正直あります。まあ、コロナ禍の状況の中、致し方ないのかも知れませんが…。
これでは、いつまで経ってもAppleデバイスへの新技術導入が始まらないのでは…と考えてしまいます。