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「iPad mini(第6世代) + iPhone13 Pro」でAppleへの不満を一掃しようとする話【7】〜iPadPro12.9インチとの比較編 ディスプレイの限界〜

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使える目処が立ちました!

 現行iPhoneにおける「Touch ID」「スタイラスペン対応」という大きな不満を解消するために、「iPad mini(第6世代) + iPhone13 Pro」という2台運用に舵を切ろうと動き出しております。 

 導入以降、ここまで「試用期間」のような感覚で使ってきましたが、大きなトラブルや不都合のようなものもなく、実際に使える目処が立ちました。
 ここまでの経緯は、過去記事をご覧ください。

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 ディスプレイのサイズは思いの他小さく、他のiPadのような大画面を想定した使い方は不可です。あくまでもモバイル用途のような「目的特化型」のデバイスだと感じます。
 私であれば、「Big iPhone + Apple Pencil」としてのタスク管理特化です。Web閲覧や動画視聴もする可能性はありますが、これらについてはiPhone13 Proとの使い分けをしようとしているわけではありませんし、期待もしておりません。とにかく小型デバイスに書き込みをしながらタスク管理をしたい…という願望を叶えるためのシステムです。

 iPad mini6をしばらくの間使い、そのよさが見えてくる反面、iPadPro12.9インチと比較して明らかに「弱点」と感じる点も出てきましたので、書き留めておこうと思います。

 

不満はディスプレイ周り

 そもそもiPad mini6はA15Bionic、iPadPro12.9インチはM1と、搭載するチップの性能が異なることはふまえておかなくてはなりません。
 しかし、私の使用方法においては、チップ性能があからさまに表出する…ということもありませんので、それほど気にしなくてもいいかと…。まあそれでも、アプリの切り替え時や描写の仕方など、M1の有利さは端々に感じられますが。
 今回はチップ性能面以外の違いから…。

 一旦iPadPro12.9インチを経験してからiPad mini6を使って感じる最大の違和感は、「ディスプレイ周り」ということになります。サイズ云々ではなく、描写性能です。

 最も残念な点は、Apple Pencil使用時の軌跡追従性能。すなわち「遅延」です。
 つまり、ディスプレイにApple Pencilのペン先があたってから実際に描写される際のタイムラグ。
 特にGoodNote5でのminiとProの差が非常に大きく、miniでは書いていて多少のストレスを感じるほどです。純正メモや「Planner for iPad」では多少の遅延はあるものの、何とかなるレベル。GoodNote5はProでの使用感が非常にいいために、そのギャップに戸惑います。

 この「遅延」の理由を考えて見ますと、「ProMotionディスプレイ」なのかな…という考えに至ります。
 以下が、miniとProのディスプレイ仕様。

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iPad mini6 ディスプレイ仕様

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iPadPro12.9インチ ディスプレイ仕様

 Apple Pencilの遅延に関しては、これまでの感覚で言えば「フルラミネーション」かどうか…という点が重要視されてきました。
 しかし、これに関しては当然iPad mini6もクリアしています。

 となると、もはや理由は「ProMotionディスプレイか否か」という点に絞られるでしょう。

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 私は2020年型と2021年型のiPadPro12.9インチを所有していますが、「A12Z」という非常に残念なチップを搭載している2020年型iPadPro12.9インチでも、Apple Pencilの描写に関しては非常に優秀で、2021年型と比較しても遜色ありません。
 そして、この2020年型iPadPro12.9インチも、「ProMotionディスプレイ」搭載です。

 ということは、特にGoodNote5は、iPad側のディスプレイ性能、特にリフレッシュレートに非常に多くを委ねている面がある…ということなのだと思われます。

 また、この「ProMotionディスプレイ」であるか否か…という問題は、Apple Pencilの描写以外でも、画面のスクロール等で性能の劣化を感じさせる要因ともなっています。
 私の使用環境として、iPhone13 ProもiPadPro12.9インチもProMotionディスプレイ。
 もはや後戻りはできない身体になってしまった…ということでしょう。

 

次期iPad miniが本当の進化形!

 となると…

 次期iPad mini7で、ProMotionディスプレイが搭載されたときこそ、本当の意味でのiPad miniの進化が完成することになるでしょう。

 画面が小さいiPad miniですので、その他のiPad以上にApple Pencilでの遅延が気になるという面もあるでしょうし。

 また、現行iPadPro12.9インチのProMotionディスプレイに関しては、リフレッシュレートの選択幅という面で、iPhone13 Proに劣ります。

 iPadPro12.9インチが4段階での切り替えしかできないのに対し、iPhone13 Proでは12段階の自動切り替えが可能。
 その性能差は、すぐに分かるほどのはっきりしたものです。

 iPad mini6とiPadPro12.9インチとの性能差も大きいですが、iPadPro12.9インチとiPhone13 Proの性能差も非常に大きいわけで、iPad mini7では当然iPhone13 Pro相当の性能をもったディスプレイの搭載を期待します!
 きっと世界が変わるでしょう!

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