「カークランド スターバックスロースト ハウスブレンド」が高騰している件について
コーヒーの価格が高騰しています。
この話題はここ最近は毎年のように聞くわけですが、コロナ禍による影響や中国等の新興国での需要増によって、これまでの市場感覚では立ちゆかなくなっているようです。
私は、数年前までは秋田市にある「08Coffee」というお店の「僕のケニア」というブレンドを愛飲しておりました。
この豆のフルーティーさは格別。「芳醇さ」という点で特筆すべき豆だと感じています。
苦みが強い味が好みの私でも、「NO.９」よりも断然「僕のケニア」を選びたくなる魅力に溢れているのです。
しかし…。
この豆の価格がじわじわと高騰しまして、現在は「900円／100㌘」。
まあ、購入時は200㌘単位で購入することが殆どでしたので、「1,800円」。以前は「1,300〜1,400円」だったと記憶していますので、次第にコーヒーを飲む量が増えている私にとっては大きな問題となっていました。
そこで代用してきたのが、「カークランド スターバックスロースト ハウスブレンド」。
大容量で格安。それでいて味もそこそこだと思います。あくまでもそこそこですが…。苦みが強くてすっきり系…という私の好みの味でもありますし、「これでいいかな…」と納得していたのですが、この商品がここ数ヶ月で価格高騰となっております。
以前は「2,500円弱」で購入できたものが先日はなんと「3,857円」！
驚きの高騰ぶりです。
価格は常に乱高下しており、これでは安心して「がぶ飲み」できない…と考え、別案を考えることに…。
以前から気になっていた「澤井珈琲」の「ファミリーブレンド」を試してみることにしました。
新鮮さは別格！ これで十分
澤井珈琲さんは、鳥取県を発祥としてネット通販にも力を入れている業者さんのようです。
カークランド商品と同等のコスパを考えると、「ファミリーブレンド」がよさそう。
「500㌘×２で2,499円」。
「深煎り」ということで、味の面でもこちらの要望ともマッチします。
焙煎したてを送ってもらえる…という安心感もありますし、大きな期待を込めての発注です。
いざ試飲！
開封して気付くのは、豆の大きさの不揃い感です。
格安の豆ということで、この辺りは我慢しなくてはならないところか…。
まあ、カークランド商品は、焙煎からどのくらいの日数が経過しているのか分かりませんし、届いたときには豆が相当数割れている…ということもありますので、目をつぶることにします。
深煎りの豆の香りもしますし、お湯を注いだ際の膨らみもカークランド商品とは比較になりません。このあたりは、「焙煎したて」というメリットが存分に活きている感を受けます。
肝心の味は？
個人的には満足です！
チョコ系の深みもありますし、ハーブ系・フルーツ系の爽やかさも感じられる、なかなか複雑な味わいを楽しめます。なんといってもカークランド商品では感じられなかったフレッシュさが鼻を抜ける感覚があることが嬉しいです。
豆の不揃いの影響か、僅かに雑味も感じられますし、香りももう少し欲しい感もありますが、さすがにこの価格帯の豆でそこまで求めるのはあまりに酷かと…。
いいと思います。
価格的にも安定しているということもあり、今後は澤井珈琲さんの商品を発注することになりそうです。
上を見たら切りが無いこの世界ですが、少なくとくも価格を気にせずにそこそこの味を楽しむという観点においては、非常に優れた商品だと感じました。
皆さんも試して見てはいかがでしょうか？
