Foxconn、iPhone14の試作を開始?
世の中は3/8に開催が噂されているAppleの春イベントに注視しております。
iPhoneSE3、iPadAir5の他、M2搭載のMacBook Proまで登場するのではないか…という情報もあり、興味はつきません。
そんな中、時期的なことをいえば、そろそろ次期iPhoneの仕様が固まりつつある時期でもあります。これまでの歴代iPhoneの情報を見ていると、大枠はすでに前年までには決まっており、1月の段階で試作に向けた細かな仕様も決定する…というスケジュールなのではないか…と考えております。
そして…。
iPhone14の試作がいよいよ始まった…という記事が来ています。
リアカメの出っ張りは本当に無くなるのか?
記事によると、
台湾の経済日報が、Appleの最大のサプライヤーであるFoxconnが「iPhone 14 Pro」の試作を開始したようだと報じている。Foxconnが試作を開始したことから、Appleが「iPhone 14 Pro」のデザインを確定したものとみられれている
ということです。
記事内には、具体的な仕様やデザイン面での新たな情報は無いのですが、「現行のスクエアデザイン」を踏襲するのは当然として、ボリュームボタンが丸形になるなどの小変更は見込まれているようですね。
ただ、デザイン面で最も気になるのは、かなり以前から予測されていた「リアカメラの出っ張りが無くなる」という情報です。
本ブログでも以前に取り上げ、
「カメラ構造上の根本的な見直しが無い限り、出っ張りをなくすことは難しいのでは…」
と考えてきたのですが、今回の記事では、
「本体の厚みが増加するが、リアカメラの出っ張りはなくなる」
とされています。
現行iPhone13 Proのカメラ部の出っ張りは結構なもので、この出っ張りを本機でなくそうとするのであれば、これまで歴代iPhoneがこだわってきた「薄さ」という部分で相当な妥協をしなくてはならないのでは…と考えます。
個人的には、薄すぎることは手に持ったときの不安定さを招くと思いますので、もう少し厚くなった方がいいと考えます。その分バッテリーを増やしてくれた方がよっぽどメリットがありますし…。
しかし、現在の出っ張りを埋めるとなるとかなり厚くなってしまうのでは?
また、当然その分重量も増すでしょうから、Appleが「厚さ」「重さ」を無視してまで出っ張りをなくすとはどうしても思えないというのが実際のところです。
どんな技術で出っ張りを改善するの?
先日、2023年頃に「ペリスコープレンズ」が採用されるのではないか…という記事をご紹介しました。
このような根本的なレンズユニットの見直しがあっての「出っ張り改善」であれば納得できるのですが、本当にiPhone14で出っ張り無しが実現できるのか、大いに疑問に感じます。
また、そのような仕様に変更した翌年のiPhoneで、「ペリスコープレンズ」という新技術を投入するというのも、Appleにしてはかなり贅沢な仕様変更かと…。
一旦投入した技術は、結構使い回すことが多いのがAppleだと考えていますので。
さて、本当にiPhone14ではレンズの出っ張りが無くなるのか?
当然デザインや使い勝手のことを考えると「出っ張りはない方がいい」と考えていますので、その動向が気になるところです。