「Mac Studio」のコスパについて考える
まさに突然の発表即予約開始となった「Mac Studio」。
先日の記事でも書きましたが、本当に衝撃的な登場でした。
まさかMac miniとMac Proの中間に位置する機種をAppleが考慮していたなんて…。
完全に、現行Mac mini並みの筐体に「M1 Pro/Max」を搭載してくれれば御の字…と考えていただけに、あまりにも上振れした現実に震えています。
しかも、それがリーク情報直後に登場し、即予約開始になるなんて…。
さらに、これまたいきなり、以前から噂されていた「マルチダイApple Silicon」を搭載するなんて…。
今回の「Mac Studio」は、世界中のAppleユーザー、そして名だたるリーカー達を驚かせたものだったことは明らかでしょう。
そして考えます。
この「Mac Studio」、コスパ高くないですか?
夢の「M1 Ultra」が50万円から
まずもって、夢のマルチダイApple Siliconである「M1 Ultra」搭載機が50万円から購入できる…という現実。
もちろん50万円というのは法外な値段のように感じますが、私は以下の二点から、「コスパよし」と判断しました。
①Macbook Proとの比較から
「M1 Max」を搭載するMacbook Proの最低価格は、14インチの「343,800円」です。
しかしこれは、「10コアCPU、24コアGPU、16コアNeural Engine」という構成のチップ。しかもメモリは32GB、SSD容量は512GB。
これが「M1 Ultra」では、私が予約した下位チップでも「20コアCPU、48コアGPU、32コアNeural Engine」となります。そしてメモリは64GB、SSD容量が1TBが最小構成。これで価格は「499,800円」。
もちろんMacbook Proはディスプレイ付属ですので価格が高上りとはなりますから同一の見方はできないかもしれませんが、「Mac Studio」のHPを見ると、上記の最下位チップであるM1 MaxからStudio下位チップへとグレードアップすると「+184,000円」となっています。
単純にMacbook Proの価格に「184,000円」をプラスすると、それだけで「Mac Studio」の最低機種構成機の価格を超えてしまいます。もちろんStudioにはメモリやストレージ分のメリットがあるわけで、すでにディスプレイを持っているのであれば断然Studioが魅力的に見えるはずです。
性能的にも段違い
②絶対的な性能の高さから…
加えて…。
先日も紹介したベンチマーク結果を見ると、やはりマルチダイとなる「M1 Ultra」の性能は非常に高いようで、現行Mac Proを超えてきそうですね。
だとすれば…。
コスパという観点でいうのであれば、Macbook Proよりも断然高いと考えることができるでしょう。
絶対的な性能に関しても、私は上位チップおよびメモリ量は必要なし…と判断して発注しました。
現行のMac Proを使用している身としてしては、これ、すごいことです。
私の「Mac Studio」は3/24到着の予定です。
早く現行Mac Proとの比較をしてみたいものです!