Apple、「LG UltraFine 5K Display」の販売を終了!
Appleが本気です。
先日、純正の「Studio Display」を発表したAppleですが、何と3/18の正式発売前に「LG UltraFine 5K Display」の販売を終了しました。
選択肢をなくしてくる!
これまで純正のディスプレイの空白期間があったApple。
2019年にMac Proと同時に発売した「Pro Display XDR」はあまりに高価で一般向けではありませんでした。
その部分を長きにわたって埋めてきたのが「LG UltraFine 5K Display」でした。
私も使用していましたが、相性問題がありiMacに買い換えた…という経緯もありました。現在では当時の21.5インチモデルを中古購入してサブディスプレイとして使用していることは以前にもお伝えしましたね。
今回の販売終了で感じたのは、
「Appleが本気になってデスクトップMacのラインナップを形成しようとしている」
ということです。
これまではMac最大の弱点だった分離型Macのラインナップでしたが、この度「Mac Studio」が加わったことで一気に充実度が増しました。これに今後「M2 Pro」のようなMac miniとMac Studioの間を埋めるようなスペックと値段の「Mac mini Pro」のようなモデルが出てくれば、万全だと言えるでしょう。
そこに今回の「LG UltraFine 5K Display」のディスコン。
つまり、
「分離型デスクトップMacを使いたかったら、Studio Displayを買いなさい!」
というお告げです。
選択肢をつぶしてきましたね、Appleさん。恐ろしい…。
もちろんお安いサードパーティー製という選択肢は残りますが、「相性問題」が残るのがMacです。
これで「Studio Display」がもう少しお安ければ全く問題無いのですが、スタンドを購入すると余裕で20万円を超えてきます。それでいてMiniLEDディスプレイではないのですから、正直高いと思います。
Appleさん、なかなか楽にはさせてくれませんね!