2022年、MiniLEDディスプレイ関連は新製品は発売されない?
先日のAppleイベントで、Apple純正ディスプレイ「Studio Display」が発表されました。
心待ちにしていた方が多かったのではないでしょうか?
個人的にはMacとサードパーティー製ディスプレイとの相性問題に悩んだことがあり、ついにPro Display XDRに行き着いてしまったといういきさつがあります。
ですから、今回のより価格の低い純正ディスプレイの登場は非常に嬉しいのですが、それにしても「20万円」はお高い。スタンドを付けたらオーバーしますので。
大型化も予想されていたサイズも「27インチ」。まあこれは、Pro Display XDRの優位性を保つためかもしれません
また、ディスプレイはMiniLEDではありませんでした。
純正ディスプレイに関しては、MiniLEDの7Kディスプレイの噂もありましたね。
もし画素密度が現行Pro Display XDRと同等であれば「36インチ」が視野に入ってくるようです。
しかし、価格が非常に気になるところ…。現行Pro Display XDRと変わらない設定になるかもしれません。
というわけで、今後ますます話題の中心となるであろう「MiniLEDディスプレイ」ですが、非常に気になる記事が来ています。
2022年、MiniLEDディスプレイ搭載の新製品を投入しない?
えっ、AirはMiniLEDじゃないの?
記事によると、
Apple関連の情報では定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏が、Appleは今年はミニLEDを採用した新製品は発売しないかもしれないと報告している
ということです。
これまでにMiniLEDディスプレイの搭載が噂されていた物としては、「MacBook Air」「MacBook Pro13インチ」「iMac Pro」「iPad Pro11インチ」等があります。
Studio Displayのような周辺機器がこの「新製品」に入っているかどうかは分かりませんが、WWDCでの「MiniLED Studio Display」発表も最近噂になったばかりです。
クオ氏の言い分としては「コスト」ということですが、どうでしょう?
果たしてそれでユーザーが納得してくれるでしょうか?
更に言えば、クオ氏は、
「新型MacBook Airは、デザインを刷新するも、ミニLEDディスプレイは搭載されず、M1チップを継続する」
という驚くべきつぶやきをしています。
クオ氏自身が、以前は「MiniLED」「M2」という予想をしていただけに、最も重要な2点が現状留め置きでは物足りないにもほどがあります。
というか、だったらリニューアルしなくていいんじゃないの?…とさえ考えてしまいますね。結局は「デザイン変更のみ」に近い改訂になりそうですので。
iMac Proは?
となると、iMac Proも怪しくなってきますね。
奇しくも、先日は「iMac Proは来ない」という記事をご紹介しました。
また、先日のイベント直前に、iMac ProとMac Proの登場は2023年にずれ込む…という情報も流れていました。
まあ、この2機種に関しては、「2022年に出る」という説と並び立っている状態。
ただ、もしMiniLEDの価格が問題となって生産ができない状態になるのであれば、「iMac Pro2023年説」「iMac Pro消滅説」が勢いを増すことになるかもしれません。
大御所のリーカーでの意見の食い違い、実におもしろい展開です!