値上げの春!
春4月、本来であれば新たな出会いを求めて心躍る季節ですが、今年はどうも目線が下に向きがちです。
ウクライナ情勢やコロナの再拡大…。
どうしても先行きの不透明さばかりが気になりますね。
そして、世界的な半導体不足やウクライナ情勢は、「物価上昇」という形で私たちの生活に押し寄せています。
各種報道で特に取り上げられているのは「エネルギー」「食品」といった類いのものが多いわけですが、本ブログで頻繁と取り上げている「カメラ製品」や「イヤホン・ヘッドホン」も大幅に値上げされる春となりました。
円安が加わってダブルパンチ!
先日もCanonのカメラレンズの価格上昇について記事を書きました。
しかしその後を追うように、SONYもカメラやオーディオ系を含む製品の値上げを発表しましたね。
また、オーディオ系で言えば、ゼンハイザーもえげつない値上げをかましてきましたね。
私は発売当初に「IE900」を購入しておいてよかったです。
先日「IE600」という中堅機を発売し、ボーカル特化のゼンハイザーイヤホンとして評判は上々のようですが、このままで行くと近い将来、こちらも値上げされることは必至でしょう。
買いたいのであれば早いうちがいいかもしれません。値上がりの額が半端ありませんので…。
これ、単純な半導体不足や運送費等の値上げ分に加え、最近の「円安」が非常に大きく影響していそうです。
Appleは以前から「1ドル125円」程度のレートで日本での価格を設定しているようで、割高感があったわけですが、今後のことを考えると非常に心配ですね。
iPhone14シリーズに関しては、TSMCからの納入分も価格アップが確実視されており、本体価格にどのように盛り込まれるのか…ということも興味深いところです。
これまでも、「Proは値上がり」「無印はチップ据え置きで価格据え置き」という噂もあり、どうもコスパに関してはこれまでよりも悪化してしまいそうな予感がします。
Macも怪しいな…
iPhoneだけでは無く、今後発売されるアップルデバイスに関しては、値上がり含みの展開になっていくことも十分予想できます。
Mac Studioに関しても、米国での価格と日本での価格とを冷静に比較してみると日本の割高感が非常に目立ちますし、iPad Air5の値付けも、
「だったらiPad Proを買った方が…」
と考えたくなるよう微妙な値付けでした。
今年は新しいMacが今後も登場する…という噂です。
ウクライナ情勢がより悪化して円安が更に進むようなことがあれば、ゼンハイザーのように一気に価格が高騰することだって考えられます。
最近の納期遅れ傾向を考えても、昔のような「欲しいときが買い時」から、
「欲しいのだったら早めに」
という考え方が吉なのかもしれません。