ストーリー次第で大化けしそう…
いよいよ2022年の春ドラマシーズン到来…ということで、先日は最も期待したい3作品について書いてみました。
今回は、ストーリーが骨太なものになれば大化けしそうな作品について…。
ドラマ枠、キャスト…話題性は十分!
今クールの作品は大いに期待できるキャスティングのドラマが揃っている印象。また、各テレビ局が力を入れているドラマ枠に気になる作品が多いことも特徴だと考えます。
あとは、作品の内容が付いてくるかどうか…が問題です。
そんな意味で、以下の3作品に注目しています。
①「恋なんて、本気でやってどうするの?」
フジテレビのドラマ新設枠「月10」。最近「月9」が盛り返していることもあり、この枠が成功するかどうかは興味深い検証になることでしょう。
さて、今回は同クールで2作品に主演する…ということで話題を呼んでいる広瀬アリスさん主演の「恋なんて、本気でやってどうするの?」です。
最近は広瀬さんの多彩な演技力が話題になることが多いですね。
コミカルな役から、シリアスな役まで、実に見事にこなす印象です。
今回はガチガチの恋愛ドラマでしょうから、思いっきりシリアスな広瀬さんがみられるかもしれません。
シリアス恋愛もので印象に残っているのは「知ってるワイフ」ですね。当初は、ありえないタイムリープ設定が気になっていましたが、広瀬さんと大倉さんの演技に次第に引き込まれていきました。
さて、今回の広瀬さんはどのような役柄を演じるのか?
演じる役に染まっていく広瀬さんを見届けたいと思います。
②「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」
最も迷いが生じているのがこの作品です。
TBSの「火10」枠。
逃げ恥、恋つづ、わたナギ等、所謂コミカルタッチのラブストーリーが続いたこの枠ですが、今回は若干毛色が違うようです。
上野樹里さんというキャスティングの時点で、単なる若手向けのラブストーリーでは無いことは明らかですし、父親役である松重さんの恋愛模様も描かれていくようです。どちらかというと「ホームドラマ」に振ったラブストーリーなのかもしれません。
この方向転換がはまれば良作の予感もしますが、さてどうなるか?
③「未来への10カウント」
なんやかんや言っても、キムタクのドラマは観てしまいます。
やはり雰囲気がありますし、ドラマを木村さんの色に染めてしまうようなオーラもありますし。
気になるのは「学園スポ根もの」だということ。
もちろん、物語のベースとして、木村さん演じる桐沢の絶望的な現状と再生というストーリーがあるでしょうし、登場する生徒達の葛藤を描く回もあるでしょう。
しかし、今時「スポ根」でドラマが成立するのか…というそもそもの問題があることは事実でしょう。
そして主演が木村さん。「何をやってもキムタク」と言われることも多いだけに、「想像通りの演技、ストーリー…」といわれることにならないかという心配はついて回ります。
また、この「木9」枠。
本来は近年の「テレ朝ドラマ」の好調さを象徴する枠ですが、前クールは同じジャニーズの松本さんが期待通りの視聴率がとれなかったことで相当話題になりました。
木村さんには「結果」が求められますね。
と、気になる作品を徒然とまとめて来ましたが、他にも「妖怪シェアハウス」は観ちゃいそうだなあ…。
今クール、最近になく気になる作品、見て見たいと思わせる作品が多いような気がします。
あとは、「最終話まで観たい」と感じることができるか…ですね。
やはり初回でどれだけ心を掴むか…が非常に重要になってくると思います。