交換品の「Mac Studio」、出荷完了
3/25に届いた「Mac Studio」が、スリープ時の発熱で交換対応になったことはお知らせしました。
スリープ時以外の挙動に不安定な部分は無く、とりあえずシャットダウンでの対応が可能だったため、今回は特別に新しいMac Studioとの「交換」ということになりました。
ヤマト運輸さんとの玄関先での「物々交換」という、何ともおもしろい対応となったわけですが、まあスリープ時以外には普通に使用できていますので大きな心配はありません。
Appleさんも迅速に対応してくれたようで、以前から「4/19〜25」に新しいMac Studioが到着する…というステータスになっておりました。
そして、先日そのステータスが「配送完了」に変化。
前回同様、上海からの空輸になるようです。
上海での動向に注目
恐らくは、順当に行けば「4/19」に到着になるはずです。
しかし、今回は上海のロックダウンという不確定要素が大いに絡んできそうです。
ネット上では、「4月前半到着」のステータスになっていたMac Studioが、「期日未定」というステータスに変化した…という情報も出ていました。
ということは、当方の「4/19」に関してもずれ込むことが考えられますね。
今回はMac Studioを手元に置いたままでの交換対応ということで、比較的心には余裕がありますが、これが通常のオーダーであればじりじりする展開です。
カスタマイズしたMac Studioの納期は、発売開始から「10〜12週間」という状態が続いています。
ということは、生産自体は順調に流れているということでしょうが、いかんせん運搬の目処が立たないのでは安心できませんね。
できるだけ早く中国でのコロナの状態が落ち着くことを願わずにはいられません。
さて、YouTubeを観ると、「カズ」さんや「Appleが大好きなんだよ」さんは、Mac Studioの返品を決めたようです。
私はM1 Max搭載のMacBook Proを所有していませんので、継続して利用していきます。
ただ、今後のアプリ対応が進む…ということを前提にした上での決断です。
まさか、M1 Ultraに他するアプリ側の最適化が進まない…ということはありえないと考えています。
特に、今後発表されるであろう「新型Mac Pro」にも、M1 Ultra同様の「Ultra Fusion」という考え方で構成されたチップが搭載されるはず。M1 Ultraへのアプリ対応が進まないということは、Mac Proに搭載されるチップへの対応もされない…ということに繋がりますので、「間もなく対応」ということになることを望みます。
特に、FINAL Cut Pro XのようなApple純正のアプリに関しては、Appleの責任として迅速な対応をしてもらわないと困りますし、その他の動画・写真編集等のサードパーティー製アプリに関しても、是非とも足並みを揃えてもらいたいものです。
Appleとしては、サードパーティー勢にも協力してもらいながらアプリとハードの足並みを揃えていけないとなると、それはApple Siliconの崩壊を意味することになるでしょう。
そもそも、「M1」「M1 Pro/Max」「M1 Ultra」というM1ベースの亜種チップごとにチューニングが必要…とう考え方自体が異常なのです。
逆に、Apple側がアプリの実情に合わせてチップのチューニングをしなくてはならないのでは?
このようないたちごっこを続けているようでは、いつまで経ってもMacの勢力拡大はあり得ません。
せっかくハード的には素晴らしい実力をもっているのですから、ユーザーがすんなりそれらのマシンパワーを享受できる体制を作り上げてもらわないことには、Appleの足下が揺らぐことになるのでは?