Appleの成長の過程が一目瞭然の動画!
Appleの根強い支持の裏側には、経営の破綻直前まで行きながら、ジョブズという神がかった人物の登場とiPhoneという魔法とともに復活を遂げた…というドラマチックな要素が欠かせない要因として存在するでしょう。
私が初めて購入したApple製品も「iPhone3GS」であり、Macを購入したのもMacBook Airが初めて。本格的にMacに乗り換えたのは「MacBook Pro13インチ(2016)」という新参者ですが、それ以降は急速にAppleの虜になっていきました。
そう、今や「世界の巨人」となったAppleですが、ほんの20年ほど前には存続の危機に瀕していたのです。
そして、この度9to5Macが、そんなAppleの成長の過程が分かる動画を紹介しています。
正に「一目瞭然」といえる40秒の内容となっています。
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きっかけは「iPod」、「iPhone」で大爆発!
記事によると、
調査会社Statistaが、2001年から2021年までのAppleの各カテゴリーの売上をまとめた動画をYouTubeで公開している
ということです。
その動画がこちら。
節目になるグラフを切り取って紹介していますね。
ずらっと並べてみましょう。
「2001年」、Appleの主力はMac。というか、「Macのみ」という状況。
この時期は、1995年に「Windows95」が登場して、「WYSIWYS」が現実となった時代。「Windows98」「WindowsME」などが続々登場したMicrosoft急伸の時代です。
Macを利用している人は本当にマニアックな人だったように記憶しています。
しかし、そこに風穴を開けたのが、「iPod」ですね。
それまではSONYの「WALKMAN」一強だった時代に、CDやMDというメディアではなく「本体に曲を取り込む」という新たな思考を導入しました。
これに「ダウンロード」という考え方が加わり、SONYが一気に凋落していくきっかけになったのもiPodでしたね。
そしてそれに拍車を掛けたのが「iPhone」の登場です。
これは正に「革命」でした。
ガラケーのような物理ボタンが主流だった携帯電話の概念をガラッと変える「スマートホン」という全く新しいデバイスの誕生は未来を感じされました。
また、こんなに小さい端末が自由にインターネットに繋がること。また、各種アプリを利用して様々な機能を思い通りにゲットできること…。
生活が一変しました。
加えてiPhoneにはiPodの機能も内蔵されており、それまでのiPodの需要を一気に取り組むことにも成功しました。
そして、現在はiPhoneが主軸であると言う部分は皮ならないものの、「Service」「Other Products」の分野が急伸しています。
Apple Music等のサービスや、AirPodsのような他の製品ですね。
Appleのエコシステムが絶対的な強みを形成する
現在のAppleの強みは、その「エコシステム」にあると考えます。
具体的に言えば、「iCloud連携」を媒介として、全ての端末の情報が共有される…というメリットをユーザーが感じてしまっているということです。
ひとつの端末でデータを入力すれば、他の端末でも共有できる…。
AirPodsをiCloudで紐付けてしまえば、どの端末でも利用できる…。
MacとiPad等、各端末間の動作連係が強化されている…。
端末の変化以上に、各OSの進化が著しい…。
本ブログで私が再三述べているのは、
「iPhoneの所有率が異様に高いこの日本という国で、Macの使用率がなかなか上がらないのはもったいない!」
ということ。
単純に「iPhoneがあるから…」などという短絡的な次元で語れないAppleの成長の理由があります。
その戦略性の高さには驚くばかりです。