Apple Watch Series8に「スクエアデザイン」の噂再浮上
2021年におけるApple関連最大のフェイクニュースとなってしまったのが、
「Apple Watch Series7のスクエアデザイン化」
だったと考えます。
最近ではめっきりと情報統制の厳しくなったAppleですが、それにしても発表前から継続的に同様の情報がリークされる場合、遠からずの内容が盛り込まれていることが殆どです。
昨年度のWatchスクエア化は、正に発表前からまことしやかに語られた情報。
殆どのリーカーが疑問をもたないほどの語られ方だったのを記憶しています。
しかし、本当にイベント数日前に「デザイン変更なし」という情報が流れ、状況が一変しました。
その後も「フラットデザインの亡霊」は度々顔を出していたのですが、ここに来て再登場です。
さて、どうなるの?
あるとすれば「Extremeモデル」?
記事によると、
Apple Watch Series 7のデザインを発売前に的中させたリーカーのShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)が、Apple Watch Series 8にはフラットなカバーガラスを採用したディスプレイ搭載モデルがあるとの情報を入手したとTwitterに投稿した
ということです。
昨年度従来型デザインのSeries7が登場した際も、
「スクエアデザインはSeries8のもの…」
という、あくまでもスクエアデザインの情報は間違っていない…とする考えも存在しました。
まあ、そのくらいに信憑性のある部署から漏れてきた情報なのかもしれません。
さて、一体どうなるでしょうか?
私は従来と変わらず、
「基本的にはSeries8はSeries7と同等のデザインで来る」
と考えます。
というのは、Series7では全体のデザインの傾向は変わらなかったものの、以前のものよりディスプレイサイズが拡大され、ベゼルもより薄くなり、画面周辺部の見え方も立体的になるなど、結構大がかりなリニューアルが施されているからです。
Appleがこのような手直しをした翌年に根本的なデザイン変更をするなんてことはまずありえないでしょう。
そんな効率の悪い商品開発をしてくれるほどAppleは優しくありません。あくまでも効率的な利益追求を第1優先とするでしょう。
では何故、現在でも「フラットデザイン」がこれ程までに語られるのか?
もし「フラットデザイン」が本当に出るとすれば、新設されると噂される「Extremeモデル」への搭載があり得るかも…という視点なのかもしれません。
でもなあ… シリーズ内でのデザイン違いを認める?
しかし、引っかかるのは、
「Appleが、Series8という同一シリーズ内でのデザイン変更モデルの存在を認めるか?」
という点です。
基本的にAppleのこれまでの製品は、同一シリーズであれば、そのデザインは統一されることが殆どです。
しかも、Series8のスクエアデザイン予想画像は、これままでのところ殆どがプレーンな状態というか、特段衝撃防止等の処理がされてはいないように見受けられます。
ということは、現在出回っているスクエアデザインのApple Watchは、Extremeモデルではなく通常モデルのイメージなのでは…と感じるのです。
だったら、少なくてもSeries8でのスクエアデザイン化はないかと…。
ということで、Series8はやはり従来通りのラウンドデザイン、それも、Series7と同一の筐体で来るのではないか…と考えます。
Extremeモデルが来るにしても、スクエアデザインのものではなく、現状のデザインを耐衝撃バージョンにして…くらいが無理のない予想なのでは?
やはり、「根本的なデザイン違い」というのは、Appleの戦略に反するかな…。