新型HomePod発売の動き?
今年は、Appleがロスレス対応の独自コーデックを発表し、新型AirPods Pro/AirPods Maxがロスレス/ハイレゾ音質に対応するのでは…と噂されています。
個人的には、AirPods Pro2の音質に過度な期待はしていませんが、AirPods Max2に関しては大きな期待を寄せているところ。現行品は購入を見送りましたが、ハイレゾ対応となれば購入し、今後登場する「WH-1000XM5」「MOMENTUM Wireless3」との対決を楽しみにしたいところです。
超高音質とは言えないまでもAppleデバイスとの連携を売りに着々と売上を伸ばすAirPodsシリーズですが、、HomePodは期待通りの売上とはいっていないようです。
「HomePod」が絶不調の中、「mini」への路線変更が行われましたが、大幅な躍進の声は全く聞こえてこず…。
「HomePod」は低音過多ゆえに音質の評価が冴えなかったでしょうし、miniにしてもターゲット層が不明確な感を強く受けます。
HomePodは価格からうかがえるように音質にこだわりをもつ層を狙っていたようにも思えますが、中・高音が活かされない音作りとなってしまい、撃沈。
miniは大幅に価格を下げましたが、ライバルを蹴散らすような絶対的な何かを提案できなかったようです。
そんな中…。
新型HomePodの噂が来ています。一体どこを目指すのか?
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音質重視? 利便性重視?
記事によると、
アナリストのミンチー・クオ氏が、Appleは新型HomePodを開発しており、2022年第4四半期(10月〜12月)〜2023年第1四半期(1月〜3月)に発売するとの予想を、Twitterに投稿した
ということです。
このクオ氏のつぶやきの中で非常に気になるのは、
「ハードウェア面での変更点は大きくない」
という部分。
どういうことでしょう?
以前から噂されている、Alexa版スマートスピーカーのようなディスプレイ付きではない…ということであればいいのですが、音質面の手直しもない…というのでは新型を問う意味が全く無いと考えます。
Alexa関連の品は、スマート機能を全面に押し出していますが、果たしてこの機能を重要視しているユーザーがどの程度いるでしょうか?
少なくても私にとってのHomePodのSiriは、余計なときに余計な動きをしてしまう邪魔者でしかないのですが…。
現状の私のWi-Fiスピーカーのシステムしては、以前に構築した、
「SONOS One2台 × HomePod2台」
という構成が継続中。
ゆったりとした音で聴きたいときはこの組み合わせで聴き、じっくりと聴き込みたいときはMac接続した「Minuet」で…という感じ。
もうこれで完成しています。
つまり、重要なのはAppleがどのようなユーザー層に新型HomePodをぶつけていこうといているのか…という点です。
音質重視であれば、SONOS Oneのように2万円そこそこの優秀機が存在する。
機能性重視でアレはAlexa対応機のようにかなりお安めなスピーカーがゴロゴロと転がっている。
私はあくまでも「音質重視」で臨んで欲しいな…と考えます。
そして、できれば現行「mini」のような価格帯で現行機よりも音質を改善させたものを出し、先代HomePodの価格帯には、今度こそ音楽マニアでもある程度納得のいくバランスのとれた音作りのフラッグシップを出していただきたい。
Siriを駆使したスマート機能はiPhone経由に任せ、HomePodは必要最小限の搭載でOK。
音楽に振ったスピーカーにしていただきたい!