Macの「Time Machine」、刷新のとき?
Macには「Time Machine」というバックアップ機能が標準で搭載されており、外付けのHDDにバックアップデータを保存しておくことで、データの復元や新しいMacへの移行をスムーズに行うことができます。
ただ、この機能を十分に理解していない私は、「HDDの容量が足りない」という問題に直面したことが数回あり、根本的な理解ができていないままここまでやり過ごしている感があります。
本来であれば、ドライブの容量がいっぱいになると、古いデータを自動で削除してくれるはずなのですが、新規バックアップをとろうとすると「容量不足」と言われることがあるのです。
これ、どういうことなんでしょうか?
結局はシステムを理解しないまま、Time Machineの過去データを削除してからバックアップをやり直すことになるのですが、今ひとつピンと来ないまま…。
本来は安心を約束するためのTime Machine機能なのですが、やや引っかかりを感じながらの運用です。
そんな中、時期macOSで、このTime Machine機能が刷新される…という噂が出ています。
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iCloudとの連携?
記事によると、
Appleは、Mac向けOSの最新バージョン「macOS 13」で、OS純正バックアップ機能「Time Machine」の刷新を計画している可能性がある。未発表iOSバージョンの情報やアクセサリの新カラーをリークした実績があるMajin Bu氏が明らかにした
ということです。
ここでのキモは、
「新しいTime Machineは、iCloudドライブと統合される」
という点。
つまりは、今後のMacのバックアップは全てクラウド上で行うことになる…ということなのでしょうか?
しかし、数テラバイトになることもあるデータをクラウド上で…ということが果たして可能なのか?
そもそも、それを実現するためには、有料でのiCloud契約が必須となるのでしょうか?
現行のiCloud+では、以下のように料金がかかります。
バックアップの目的だけのために、月数千円の追加料金がかかるのでは割りが合いませんね。
ここで気になるのは、記事内にある「AirMacシリーズ」新製品の話題です。
もし現在はディスコンになっている純正ルーターが再登場し、何らかの新技術が投入されることで新しいTime Machine機能と紐付けられるようであれば、かなりおもしろいかと…。
一旦AirMac本体を購入してしまえば月々のiCloud+の料金を考えずに無線でバックアップできる…というのであれば、私だったら購入を考えるかもしれません。
ただし、前述した「容量問題」に関しては注意点等を含め、しっかりと説明していただきたい。
と、ますますAppleのエコシステムの沼にはまっていきそうなのですが…。
まあ、それもいいでしょう。