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WWDC2022考察①〜M2搭載MacBook Air登場で新たな歴史を刻む〜

M2搭載MacBook Air登場!

 WWDC2022で、M2搭載MacBook Airが発表されました。

 これまで、
「今年後半まで出ない」
「出たとしてもチップはM1据え置き」
と、いろいろな意味でAppleファンをヤキモキされた機種ですが、この時期に、しかも「M2」をひっさげて発表されたことで、まずもってApple Siliconがいよいよ第2世代に移行し始めたことにほっとしているところです。

M2にはどの程度期待できるのか?

 新型MacBook Airはスタイリングを一新。
 ディスプレイも14/16インチPro同様ノッチありとなり、正に「新世代」にふさわし変貌を遂げました。それだけに、13インチProの中途半端さがとんでもないことになっていますが…。
 恐らく新モデルでは、13インチProは売れないでしょう。次の改訂時期には消えゆく運命になるかもしれません。

 また、噂されていたカラフルな多色展開はなく、キーボードやベゼルのホワイト化もありませんでした。従来の硬派なイメージを踏襲したこと、私は非常にほっとしています。

 さて、誕生した第2世代Apple Siliconである「M2」ですが、気になる部分がないわけではありません。
 それは、M1同様の「5nmプロセスルール」で製造されている点です。
 以前に本ブログで、「5nm/M2」のパフォーマンス予想をした記事を紹介したことがありました。

 このときに紹介した「Macworld」は、新チップの性能向上を「シングル/マルチ/グラフィック」の順で「7%、20%、30%」と予想していました。

 そして…。
 今回Appleが発表したM2の性能向上値が、「マルチ/グラフィック」で「18%、35%」となっています。

 なんと、殆ど予想が当たっているわけです。
 以下の記事では、「メモリ容量の増加、転送速度アップ」「CPUのキャッシュ容量拡大、効率コアの強化」「GPUコアを2つ追加」「トランジスタ量を25%増加」などの理由で、「18%、35%」の性能アップを成し遂げているとしています。

 しかし、やはりCPUコア数もアップするという予測は裏切られましたし、噂されいた「4nm」を採用できずにプロセスルールの高精細化ができなかったことは、新世代ながら大きく性能を向上させることができなかった要因だと思われます。

 前記の以前の記事でも書きましたが、この程度の性能アップではM1からの買い換えを決断させるまでの決定力には欠けるのでは…と考えます。
 まあ、それだけM1が優秀だった…ということになるのでしょうが。

 今後M2が「Pro/Max/Ultra」と進んでいくのでしょうが、いずれの性能アップもM2並だと考えると、M1ファミリーを購入した層はそんなに慌てなくてもいいのかもしれません。

 

Apple Silicon発展の過程が見えてきた

 それでも、いよいよ第2世代が動き出したことで、Mac搭載チップの今後に関してもiPhoneに搭載されるAチップのような考え方で臨めばいい…ということがはっきりしてきました。

 まあ、AチップをベースにしてMチップが製造されるわけで、当然と言えば当然ですが、やはりはっきりと確認するまでは安心できませんので…。

 iPhoneとは違い、「1年半」ほどになるといわれているモデルサイクルによって、搭載されるMチップのベースとなるAチップはどの世代のものになるのかがはっきりしない…という心配は残りますが、想定内の進路をとるようでこちらも一安心です。

 次期「M3」では「3nmプロセス」採用の噂も出ています。
 今回はマイナーチェンジ的な立ち位置なのかもしれません。

 それでも、Airは形状刷新ということである程度売れるでしょう。

 ただ、売上に関しては非常に心配なことがついに起こってしまいました。
 次回はいよいよ始まった「値上げ」に関して…。

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