iPhone14 Pro、やっぱり値上がり?
世界的な半導体不足と値上げの波…。
世界的な値上がりの動きは様々な方面に広がっています。
もちろんスマホ、PCの業界も同じで、次期iPhoneに関してはチップの価格も上昇する…と言われています。
これまでも、
「iPhone14シリーズは値上げ必至なのでは?」
という話題を取り上げてきました。
加えて、日本においては「円安」も計算に入れなくてはいけませんので、大変な価格になってしまうことも考えられます。
そんな中…。
実質的には変わりが無いのでは…という説が来ています。
最低容量が256GBになって価格変わらず?
記事によると、
リーカーのAnthony氏(@TheGalox_)が、iPhone14シリーズのスペックに関する予想をTwitterに投稿、iPhone14 Proシリーズのストレージ容量は256GB〜と記している
ということです。
もしこれが本当であり、しかも従来の、
「iPhone14 Proの価格はこれまでよりも100ドル高の"1,099ドル"からになる…」
という説も正しいとすれば、従来のiPhone13 Pro/256GBの価格とiPhone14 Pro/256GBの価格が「1,099ドル」で同じ価格…ということになりますね。
つまり、SSDの最低容量が128GB分引き上げられる分が値上げされるだけで、実質的には変わらず…ということになるわけです。
う〜ん、これどうでしょうね。
私は、実質100ドルの値上げ…になりそうだと考えます。
確かにSSDの価格は以前よりは下がっているのでしょうが、他の部品の価格高騰分を相殺できるほどの価格下げを行うことは無理なのではないでしょうか?
実際、「iPhoneSE3」の価格自体もしれっと上がっていました。
iPhoneSE3に関しては、搭載チップ以外は期待されたほどのアップデートが殆ど無し。5G対応くらいしか目新しさがなかった機種での「値上がり」に、私は衝撃を受けました。
と同時に、
「あっ、これは今後のAppleデバイス値上がりの狼煙なのでは…」
と考えたわけです。
Apple、どこまで辛抱できるか?
今年は世界全体のスマホ売上が減少すると言われています。
また、これまで強気だったAppleのiPhone14シリーズの売上予想でも、「iPhone13並」と捉えられていることが先日報じられました。
もしこんなタイミングでAppleがiPhoneの値上げを決行したら、恐らく売上はそれなりに落ち込むでしょう。
ただでさえiPhone14シリーズにはこれといったリニューアルのアピールポイントがありません。
この点を踏まえ、Appleが値上げを辛抱したのであれば、それはそれで納得できる考え方ではあります。
しかし、問題は、
「Appleがそんな辛抱をするのか?」
という点。
特に利益に対しては貪欲な姿勢を崩さないAppleですので、このような混沌とした時期に「値上げをしない」という選択肢があるものでしょうか?
私は甚だ疑問に思います。
当然、円安を加味した価格変更だけでことが済んでくれたら御の字なのですが、さてどうなるでしょう。