OLED版「MacBook Pro」「iPad Pro」は2024年登場?
以前から、「MacBook Pro13インチ」「iPad Pro」へのOLED搭載の噂が絶えません。
本ブログでも以前から話題にしていますが、MiniLEDディスプレイへの移行途中である現在の立ち位置を考えると、そんなに急にOLEDへの切り替えをするものだろうか?…という疑問がついて回ります。
個人的にはOLEDの落ち着いた発色が好みですし、これまで一貫して述べてきたように、大画面のデバイスほど目への刺激が少ないOLEDを搭載すべき…という考えは変わりません。もしこの噂が本当なのであれば大歓迎です。
そんな中…。
2024年にもOLED搭載のMacやiPadが登場するのでは…という話題が来ています。
本当?
Mチップのロードマップで考えると…
記事によると、
Display Supply Chain Consultants(DSCC)の最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、Appleは2024年に有機EL(OLED)ディスプレイを搭載する、13.3インチMacBookと、12.9インチiPad Proおよび11インチiPad Proの発売を計画しているとの予想を伝えた
ということです。
ヤング氏は、
〇2層・スタック型の低温多結晶酸化物(LTPO) – 薄膜トランジスタ(TFT) 方式OLEDディスプレイの採用
〇輝度の向上、長寿命化、消費電力の30%削減、1Hz〜120Hzの可変リフレッシュレート
を予想しています。
さて、本当に2024年の登場が可能なのでしょうか?
私は、この問題を考える際、Mチップのロードマップと重ね合わせることが重要だと思います。
というのも、MacBookはもちろん、iPad Proも今後は「Mチップ」を搭載していくことになることは明白だからです。
そして、「Mチップの改定は18ヶ月ごと…」という噂もあることから、M2チップが発表された今、そのロードマップを予想してみました。
★MacBook系
2022年6月→M2チップ(5nm)
2023年12月→M3チップ(3nm)
2025年6月→M4チップ(3nm)
☆iPad Pro
2021年5月→M1チップ(5nm)
2022年11月→M2チップ(5nm)
2024年5月→M3チップ(3nm)
2025年11月→M4チップ(3nm)
このように考えると、「3nmプロセスルール」を採用する「M3チップ」搭載時がひとつのタイミングになり得るでしょう。
しかし、MacBookを規準に考えると、その投入が「2023年12月」となり、これではちょっと早すぎるように思えます。
となると…。
最も有力なのは、
〇最初のOLED搭載はiPad Proで、その時期は「2024年5月」あるいはWWDCの6月
〇MacBook系への搭載は2025年まで持ち越し
となるのでは?
MiniLEDディスプレイの搭載もiPad Proが最初でした。
比較的小型のディスプレイサイズから始め、後に大型化していく…というのも常套手段のように感じます。
もしこれが実現するのであれば、
「M2搭載iPad Proは見送って、M3搭載機を買おう」
と考えてた私のもくろみとディスプレイにおいても合致することになります。
果たして夢は叶うのか?