カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

「珈琲店タレーランの事件簿 8〜願いを叶えるマキアート〜」、8月4日発売!

「珈琲店タレーランの事件簿 8〜願いを叶えるマキアート〜」、8月4日発売!

 今年3月4日に、「タレーランシリーズ」第7巻が発売され、レビューもしております。

 この作品、短編集ということもあったかもしれませんが、筆者である岡崎琢磨さんの悪癖である「ストーリー展開の強引さ」もさほど感じられず、シリーズ内でも良作と捉えているところです。

 そして、その岡崎さんが、あとがきにおいて、
「タレーランシリーズ10周年となる今年の8月に、次回長編を…」
と意欲を語っておりました。

 この手の話は結局流れてしまうことも多いわけですが、なんと、今回は実現しそうです!
 前作から5ヶ月での新作長編解禁。これは嬉しい!

 

美星とアオヤマの関係性がどのように影響?

 シリーズ8作目は長編。
 「珈琲店タレーランの事件簿 8〜願いを叶えるマキアート〜」です。8月4日発売!

 Amazonの紹介欄には、

『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ&シリーズ累計235万部突破「珈琲店タレーランの事件簿」最新刊。珈琲店《タレーラン》のバリスタ兼店長である切間美星と、正式に恋人としてお付き合いを始めたアオヤマ。そんななか、《タレーラン》は平安神宮近くの岡崎公園で開催される第一回京都コーヒーフェスティバルに出店することとなった。かつて、関西バリスタNo.1を決めるバリスタ大会で競った《イシ・コーヒー》など、人気コーヒー店五店舗が参加し、 来場者はそれぞれの店のコーヒーを飲み比べできるという二日間のイベントである。しかし一日目、出店している《太陽珈琲》のペーパーフィルターが切り刻まれるという事件が発生。さらに翌日には、《タレーラン》の道具にも異変が――!?

とあります。

 同業者が集まるイベントで発生するトラブルを題材にしたストーリー展開のようですが、当然その裏には深く切ない事情が隠されていることでしょう。
 主人公である潤のバリスタ「美星」が、どのように事件を解決していくのかが楽しみです。

 しかし、前述した筆者の「悪癖」に関しては心配も残りします。
 というのも、シリーズ「6」ではその強引さが悪さをしていたから…。

 「7」は短編だったから…という評価にならないことを願わずにはいられません。

 そして…。
 「6」のラストシーンで、美星自身が、
「アオヤマさんとの関係が多少変わってもいいと思っている…」
と語ったことによっていよいよ2人の関係性に変化があると思われていたわけですが、前述の紹介文にも、
「珈琲店《タレーラン》のバリスタ兼店長である切間美星と、正式に恋人としてお付き合いを始めたアオヤマ。」
と明確に書かれていますね。

 この2人の関係性の変化は、物語のストーリー性に大きく影響することは必至。
 謎解きのストーリーの中における「深み」のような要素として働いてくれれば…と願っているところです。

スポンサーリンク