iPhone市場、「中古販売」が急伸しそう
7月に入り、Appleデバイスの価格が大幅に上昇し、大きな衝撃として受け止められました。
iPhone14シリーズ発売までは据え置かれる…と考えていただけに、突然の値上がりはショックが大きいです。
円安を狙った海外の買い漁り対策…という見方もありますので、致し方無しか…。それもこれも円安が悪い! あまりに急激な円安…。政府にもしっかりと対応してもらいたいものです。
さて、iPhone13シリーズでも最大4万円の値上がりが見られました。
こうなると、モデル末期の13シリーズを狙うのもどうか…ということになりますし、当然注目は次期14シリーズということになりますね。
ただ心配なのは、現在の価格はあくまでも13シリーズの現在での価格…ということ。
14発売時には更なる値上がりもあり得るのでは…と考えます。
iPhoneSE3も、発売時には値上がりする形の価格付けでしたが、7/1に再度値上がりしておりますので。
そんな中…。
iPhoneの中古市場が盛り上がっているようです。
そりゃそうですよね。あまりに高くて新品はおいそれとは買えなくなっていますし…。
「中古販売」シェアが急伸!
記事によると、
AppleがiPhoneの販売価格を引き上げた影響で、中古スマートフォンの販売が急増しているとテレビ朝日が報じている。受注数は2倍近くに増加した、との販売店のコメントも紹介されている
ということです。
テレ朝は、じゃんぱらD-Dtyle秋葉原店の店長が、
「iPhoneの値上げを受けて、来客数、通信販売の受注件数が非常に多くなり、2倍近くに増えている」
と語ったと報道したとのこと。
一気に2倍ですか…。
過剰な反応のような気もしますか、どうしても今必要…というユーザーもいらっしゃるでしょうから、そんなユーザーが新品購入を避けている結果なのかもしれません。
更に今回の記事では、
「MMD研究所が2022年5月に発表した調査結果によると、中古スマートフォンの所有率は11.6%で、2020年の6.1%からほぼ倍増している」
ということにも言及しています。
「2022年5月」ということで、当然値上がり前のデータなのですが、値上がり前にしてすでに中古販売急伸の動きがあった…ということになります。
「iPhoneは欲しいが、昨今のiPhoneの価格を考えると新品は要らない…」
と考えているのでしょうか?
そして、恐らくは、
「最近のiPhoneは、新しくなっても機能的には大きな進歩がない…」
という否定的な見方が存在していることも事実でしょう。
中古価格も高騰 ということは…
iPhoneの価格自体が上昇、しかも中古販売が活況…。
こうなると、当然中古価格も高騰するわけで…。
我々はどうしても購入するiPhoneの価格そのものだけを見てしまいがちですが、iPhoneのリセールバリューも同時に上昇するということは、
「新品購入して、価値が下がる前に売却」
することで、意外に価格上昇の影響を受けづらくなるのかもしれませんね。
本ブログでは以前に、iPhoneのリセールバリューを考えて毎年の買い換えを考えようかな…とした記事をアップしたことがありました。
本体価格の上昇をリセールバリューがカバーしてくれるのか…。
9月まで悩んでみようかと思います。