Apple Watchもチップ据え置き?
次期「Apple Watch Series8」も現行搭載チップが据え置かれる…という噂が少し前かに囁かれていました。
現在搭載されているチップは「Series6」から変わらず搭載されているもので、もし本当だとすれば「3年連続同一チップ」の採用となります。
これ、移り変わりが激しいこの業界においては異様な出来事のように映ります。
「下位機種を継続販売…」というのであれば分かりますがもどうやら今回は新モデル「Series8」の話のよう。
確かに「Series6」になって動作が非常にキビキビした…ということは本ブログでも報告しておりますが、それにしても「3年」とは…。
これ、
「Series8の性能的がさほど向上することはない」
ということの証明になってしまいます。少なくてもチップに負担がかかるような新機能の搭載はないかと…。
ただでさえ遅々としてなかなか「新しくできること」の提案がないApple Watchですので、非常に残念に感じてしまいます。
今年はiPhoneにも「チップ据え置き」がありそうだ…という噂がありますね。
一体どうなっているんでしょうか?
Appleの「停滞感」の原因は?
少し前までの常識としては、
「新機種には新チップが搭載される」
「iPhoneにおいては、無印もProも同位置のフラッグシップチップが搭載される」
「チップの性能向上に合わせて、より高度な本体の新機能、OSの新機能が搭載されていく」
という感覚でしたね。
それがいつからか、
「別に最新の端末でなくても十分」
「本体への目新しい機能は殆ど無く、OSの機能拡充に頼っている」
というような感覚へと変化してきました。
明らかに先細りです。
Appleとすればとにかく新しい端末を販売して利益を上げたいのでしょうが、それに伴うデバイスの魅力が追いついていないわけです。
それがこの2022年は顕著に現れてしまっています。
この原因は何でしょう?
①世界的な半導体不足?
②Apple、TSMCのチップ開発の遅れ?
③「①」と「②」の複合により、十分なフラッグシップチップの確保ができなかった?
④部品の価格高騰によって、機種によってはフラッグシップチップを搭載できない?
⑤そもそもデバイスの性能を上げる余地がなくなり、新チップを以前ほど必要としなくなった?
もはや妄想が次々へと浮かんできます。
まあ、どれかひとつ…ということはないのでしょうが、それにしても今年は明らかに「異変あり」の年。
毎年の魅力あるデバイス登場を楽しみにしている身としては、そもそもAppleデバイスの「魅力欠如」自体が問題なのです。
現状、iPhoneにしてもMacにしても売れている状況ではありますが、いつまでも足踏みを続けていてはユーザーにそっぽを向かれてしまうこと必定。
特に日本においては価格高騰もあり、今年はいつもと違う「勝負の年」になりそうな予感がします。