iPhone14シリーズの部品製造情報続々!
7月中旬に入り、iPhone14シリーズの部品生産情報が続々と入ってくるようになりました。
本体の組み立てが8月から始まるとのことで、とにかくこの7月は各サプライチューンがフル稼働することになりそうですね。
「BA.5」の影響、どうなる?
記事によると、
経済日報が、FoxconnはiPhone14シリーズの金属フレームの生産を開始したと報じた。iPhone14シリーズ本体の組み立ては、8月に開始される見込み
ということです。
金属フレームだけではなく、カメラレンズ等の各種部品の生産情報も急増していることから、iPhone14用の部品の生産に関しては最盛期を迎えているようです。
反面、8月からの「本体組み立て」に向けて非常に気になるのはコロナウイルスの別系統株「BA.5」です。
日本でも「第7波」突入が警告されていますが、中国でも北京、西安等での再拡大が報道されています。
また、6月1日にロックダウンが解除された上海に関しても、感染の拡大傾向が見て取れる…ということ。
感染の規模や時期などに多分に左右されることはもちろんですが、今後この拡大傾向が広がると、iPhone14シリーズの生産や販売に関して大きな影響が出てくる可能性があります。
ただでさえ、「6.7インチのMax/ProMaxの生産の遅れ」に関する情報がこれまでも目についていました。
発売されても、6.7インチモデルの初期流通量が極端に少なかったり、下手をすると6.7インチモデルだけ発売日が遅れるのでは…という噂も出ていたほど。
これにコロナ禍でのロックダウンという一撃が加わることになれば、状況は一気に悪化することは明らか…。大きな混乱が起きることが予想されます。
iPhoneへの逆風
どうもここ最近のニュースを見ていると、iPhoneに対する逆風が吹いているような気がしてなりません。
まずは「iPhoneの価格上昇」。
ただでさえ高級機であるiPhoneの価格が、更に100ドル上昇する…という説が有力。特に日本では為替レート変更による価格アップも相まって、正に「ダブルパンチ」を喰らう様相に…。
さらに先日紹介した「買い換え欲求の低下」です。
こちらも価格の高騰が大きな要因となっていると思われますが、それにしてもかなり大幅に新モデルへの欲求が薄れているのが気になります。
これに加えて今回の供給状況への不安。
購入しようか迷っている中での救急不足は、
「だったらAndroid機でもいいか…」
という選択肢を生むことに繋がりかねません。
中国以外の国への生産移行がさほど進んでいないのが苦しいですね。中国の動向に左右される現状を、早急に変えていく必要があるでしょう。