それでもiPhone14は売れるのか？
最近非常に気になるのは、
「それほど機能的な大幅進化はない」
「価格が100ドル上がりそう」
等の噂が上っている中で、「iPhone14シリーズは13以上に売れる」という説がまかり通っていることです。
本当でしょうか？
確かにiPhoneはプレミアムな価格帯の商品であり、金額に糸目を付けないユーザーも数多いでしょう。しかし、ここまで価格が上昇するとさすがに購入意欲が削がれてしまう…という層もかなりの数いそうです。
先日は、事前の購入意欲調査の結果をお届けしました。
しかし、強気の意見も消えないわけで…。
その代表格がAppleなわけですが、実際のところどうなっていくのでしょうね？
Appleの強気の予想と中国の動向
記事によると、
Reutersが、Appleは、iPhone14シリーズの月間販売台数がiPhone13シリーズを上回ると予想していると報じました
ということです。
先日は、AppleがiPhone14シリーズの生産数を下方修正した…という話題もありましたが、Appleがどの程度の強気の見通しをもっているのかは定かではありません。
しかし、記事によると、Apple「13シリーズ以上に売れる」と踏んでいるようです。
本当でしょうか？
いくら何でも、100ドル以上の値上げが見込まれるiPhoneがこれまで以上に売れるとは、私には思えないのですが…。
少なくても、これまで「Proシリーズ」を購入してきた私自身は迷っている最中。
普通であれば、
「Proはやめて無印でもいいか…」
と考えるところですが、今年に限っては「無印」のチップはA15据え置きという説が有力ですので、
「だったら今年は見送りもありか…？」
と悩んでいるところ。
少なくても、チップ性能の向上を狙って買い換えるユーザーの数は限られてくるでしょう。
ただ、「iPhone14売上増」という観点で見ると、以下の記事はAppleを後押しすることになるかもしれません。
HUAWEIの5G撤退を受け、中国ではその穴埋め役をiPhoneが担う…という機運が高まっているというのです。
米中の経済的な問題が加熱していた頃は、中国での売上が大幅にダウンしていたわけですが、最近ではかなり状況が改善してきたようでした。
そして今回の予想では、より高い需要が見られる…としているのです。言っているのがミンチー・クオ氏というのも説得力があるところ。
こちらの方は売上増に向けてかなりの強みになるかもしれません。
さあ、実際はどうなるでしょうね。これで14シリーズの売上が急伸することがあれば、ますますAppleは安心して値上げ策をとってくることに繋がるのでは？
庶民としてはAppleが図に乗ることだけは避けてもらいたいのですが…。
